阪神電車で「桃園メトロコラボ車両」が今日から運転
このところ「タイガースICOCA」の話題で持ちきりの「阪神電車」なのですが、2019年3月9日から阪神電車と台湾の桃園メトロとのコラボラッピング車両の運行が始まりました。プレスリリースはこちらから。
なお、桃園メトロでもコラボラッピング車両の運転がされるそうで、プレスリリースの写真を見ましたが、ヘッドマークにタイガースのロゴがあしらわれていました。
コラボのきっかけはどちらも沿線にプロ野球の本拠地球場があるからということです。
阪神電車は「甲子園駅」下車すぐの「甲子園球場」を本拠地とする「阪神タイガース」
桃園メトロは「桃園體育園區站」下車すぐの「桃園国際棒球場」を本拠地とする「楽天モンキーズ」(公式サイトの日本語ページはこちらから)
この縁があって今回のコラボが実現したとのことです。
コラボ車両もいいんですが、今回取り上げるのはコラボソングの方です。
「台湾で会おうね!」っていう曲を知ってる?
この曲は台湾のシンガーソングライターの黃小玫(Huáng xiǎoméi / Sandy H /サンディー)さんの曲なのですが、昨年夏に日本のニュースサイトに取り上げられたこともあり、2019年3月9日現在で既にyoutubeで120万再生されている人気曲となっています。
台湾を紹介する日本語歌詞の曲なのですが、台湾の基本情報から有名観光地、台湾語のあいさつ、そして台湾旅行で気をつけなきゃいけないことまで短時間で網羅してしています。
この曲で取り上げられている「キーワード」を深く知りたい方は当ブログの記事も併せてお読みいただきたいのですが、先程メモを取りながら聴いていたところ9記事分のキーワードが含まれていました!
キーワードと共に記事をご紹介しておきます。台湾のことをもっと知りたい方は参考にしてみてください。
台北101
九份
バブルティー(タピオカミルクティー)
夜市
ジャパーベ?(ご飯食べた?)
マンゴーアイス
台湾新幹線
台湾のマナー
車とバイクに注意
また、2019年に台湾ランタンフェスティバルが開催された屏東の紹介ムービー&ソングも作られています。月琴がフィーチャーされている中華風のさわやかなポップスで、個人的には今回ご紹介した3曲の中で一番好きです。
ちなみにサンディーさんは作編曲・歌唱だけじゃなくって、ムービーのディレクションや編集もやってるとのことで、まさにマルチクリエイターですよね。超級厲害!
「阪神電車で行こうよ!(我們搭阪神電車去吧!)」は台湾の方へ向けた阪神沿線の魅力紹介ソング
そしてこのサンディーさんが阪神電車とコラボしてできたのが、「阪神電車で行こうよ!(我們搭阪神電車去吧!)」という曲です。
この曲は阪神電車の沿線の魅力を台湾華語(中国語)で歌っています。まさに台湾の方へ向けた「大阪(神戸)で会おうね!」ってとこでしょうか。
「台湾で会おうね!」は手作り感のあるムービーでしたが、こちらはよりクオリティの高いものに仕上がっており、いろんな衣装を着て阪神エリアで様々な体験をするサンディーさんもとてもカワイイです。
ムービーの右上にはロケ地の最寄り駅も一緒に表示されるので、この動画自体がガイドブックの役割も果たします。台湾の方だけじゃなくて、日本人が見ても十分楽しめる動画になっています。
大阪市内や近所のスーパーを見てても、2019年は間違いなく「タピオカドリンク」ブームは来ると思っているのですが、東京には台湾からいろんなお店が進出しているものの、何かと関西と台湾の縁は薄くて残念だなぁと思っていたのですが、こういった鉄道会社同士のがっつりしたコラボは台湾好き関西人としては嬉しいものです。
この音楽を通じて、より関西と台湾の人が行き来してお互いがお互いの土地、文化や食べ物を楽しみあえるようになれば素敵だなぁって思います。
コラボは動画だけにとどまらず「台湾で会おうねきっぷ」が発売!
※阪神電車ホームページより引用
そして、2019年5月28日から「台湾で会おうねきっぷ」が阪神電車から発売されます。
- 阪神線から関西空港までの片道乗車券
- 桃園メトロ線(空港第二ターミナル駅~台北駅)の往復乗車券の引換券
- 桃園メトロノベルティ引換券(交換場所は台湾)
- 台湾観光協会大阪事務所提供の台湾グッズ
がセットになっており、この4つがセットになって2300円です。
切符の詳細については阪神電車のホームページをご覧ください。