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日本円を台湾ドルにお得なレートで両替する方法【2022年コロナ対応】

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僕はこれまでに、日本円から台湾ドルに両替する際に、どこでどうやればお得にできるか?(というか損しないか)を、出国前や台湾滞在中にこれまで通算7時間~8時間くらいかけて調べてきました。

2014年の冬に初めて台湾に行って以来、これまでに15回台湾に行っている僕ですが、

  • 日本国内での外貨両替サービス
  • 台湾の空港での両替
  • 台湾の街中の銀行での両替
  • クレジットカードの外貨キャッシング
  • 台湾のATMで現地通貨を引き下ろすプリペイドカード

などいろんな方法で外貨両替をしてきました。

そして、為替レートの良しあしだけじゃなくて、両替の際に必要となる労力や時間も総合的に考えた上で「お得に両替する方法」はこれしかないと、僕はもう結論付けています。

台湾の空港内銀行で全額両替がおすすめ

2016年までは台湾の街中にある銀行での両替が最もお得で、実際僕もそうしていました。しかし、ほとんどの街中の銀行で手数料が必要になった2017年以降は、銀行を探す労力や手間を考慮すれば、短期旅行者であれば、到着時に空港で全額両替するのが一番よいと思います。

【2022年10月13日追記】コロナ禍制限中なら空港での一括両替一択

いよいよ2022年10月13日から台湾入境に当たって入境後の隔離がなくなり、2日間に1回のPCR検査で陰性が確認できれば公共交通機関も利用できるし、1人1室でホテルを予約する必要があるとはいえ、台湾旅行ができるようになりました!

台湾旅行再開とはいえ、まだまだコロナ禍以前とは同じように行かないものです。この状況下でレートの良い銀行を探して街中を歩き回るというのは現実的ではありません。

なので、台湾到着後に空港で両替をするのが現時点ではベストの方法だと思います。日本出国時にある程度の台湾ドルを手元に持っていたい方は外貨両替マネーバンクなどの日本国内の外貨両替サービスを利用するとよいでしょう。

「日本の空港」での両替は一番損するのでやめよう

まず日本円から台湾ドルへ両替する大原則として、「台湾についてから両替をしましょう」ということです。

最悪、これだけ覚えていれば、あとは台湾の空港で両替しようが、街中の銀行や郵便局で両替しようが大損する事はないはずです。

この後に紹介する日本の空港のレートを実際にご覧になれば、日本の空港で両替する気は間違いなく失せると思うのですが、それでもあえて日本の空港内の銀行や両替商で両替をするメリットがあるとすれば、日本語で対応してもらって両替ができることでしょうか?

ちなみに、僕が初めての海外一人旅で、台湾の空港で両替をした時のことを振り返ると、日本円を手にもって両替の窓口であたふたしてたら、パスポートの提示を要求され(2017年1月に空港で両替したときにはパスポートの提示は求められませんでした)、レシートみたいなものにサインをして終わりでした。

英語も中国語も話せなくても、日本円とパスポートを持って窓口にいけば、こちらがテンパっている間に両替は終わっちゃうんですね(笑)

ですので、むしろ、言葉や海外での両替に不安を感じている方ほど、台湾に着いてから両替をしていただきたいと思います。

不安に感じていたことを乗り越えることは、海外一人旅の楽しみの一つでもあります!

どうしても日本を出発する前に外貨が欲しいのであれば、外貨両替マネーバンクをオススメします。ここのレートは日本国内両替商の中では良心的です。

こちらに詳しく説明してあるので、興味のある方は併せてお読みください。

台湾の街中の銀行で両替をするデメリット

2016年までの僕の中の台湾での外貨両替のルールは

街中の銀行での両替をメインにして、
土日祝や銀行が開いていない時間帯に到着した時には空港で両替

というものでした。そして、自分で調べた中では「台北富邦銀行」という銀行での両替が、両替手数料も必要なく、かつレートも台湾中の銀行の中でもよい方だったのでこの方法に決めてからは迷いなくこの方法で両替していました。

2017年以降、台湾の多くの銀行で両替手数料が必要になった

しかし、2017年5月に台北富邦銀行に両替に行った時に初めて知ったのですが、2016年の冬から台北富邦銀行での両替に手数料が100元かかるようになったのです。

また、僕自身では未確認なのですが、その時に銀行の守衛さんが、台湾の銀行全てで手数料がかかるようになったと教えてくれました。

※2017/10/24追記※ 

台湾の銀行の両替レートが一覧になっているサイトを見つけたので、そちらで調べたのですが、この警備員さんの言ってた「全銀行で手数料100ドルを取るようになった」というのは間違いで、今でも手数料が無料の銀行はあります。

ただし、2015年当時と比べると、手数料100ドルを取る銀行が一気に増えているのも事実です。郵局や台湾銀行は手数料を取りませんが、手数料を取る銀行よりはレートは悪くなります。

今日のレートでざっくり計算すると、郵局と台北富邦銀行で日本円1万円を両替すると、台北富邦銀行で両替した方が約40元が得なのですが、手数料が100元かかるので、それで相殺されて郵局で両替した方が得になります。

ただし、5万円両替するとなると、手数料100円差し引いても台北富邦銀行の方がお得になります。それでも日本円で400円くらいの差なので、わざわざ現地で時間をかけて得な方を探すには値しないと個人的には思います。

空港での両替手数料が30元(2017年1月最終確認)ですから、銀行で両替するとその3倍の手数料が必要に現状ではなっていますが、この手数料の差はさほど大きな問題ではありません

台湾では日本語も英語も通じない時がある

銀行で両替しようとすると、外貨両替担当の銀行員の方は英語がわかるので問題ありませんが、入り口で両替待ちの番号札を取る際に、守衛さんと簡単な中国語のやり取りが必要になります。英語は基本的に通じないと思っておいた方が良いです。

とはいえ、日本円を見せて身振り手振りで何とか両替の意思疎通はできると思うのですが、人によってはこれが大きなストレスににもなりえると思います。

両替の待ち時間が20分~30分かかることも

また、日本の銀行と同じく、僕が経験した中では最長で20分前後の待ち時間が発生することもあります。これも時間が限られた短期旅行者の場合、人によってはストレスになりえると思います。

銀行を探す手間や窓口での待ち時間など考慮にいれると、2017年以降は街中の銀行で両替するメリットは相当薄れたのかも?とも思うようになりました。

僕は台湾の街中を歩くのにもう慣れていますが、初めての方だと銀行を探すだけでも相当しんどいと思います。

数百円得したいがために、街中で銀行を探すのに何十分もかかったり、両替待ちに何十分も待って、身体も気疲れもしてしまうのなら本末転倒です。

日本円50,000円を台湾ドルに両替したときにいくらになるのかを調べてみた

では実際に、日本円50,000円を両替した際にどのくらいの差になるのかを調べてみましょう。調べた日は2017年9月4日17時30分頃です。ネット上の情報からです。

本当は兆豐國際商業銀行の空港でのレートと街中でのレートの差を知りたかったのですが、見つける事ができませんでした。

実は同じ銀行であっても、空港の銀行のレートは街中の銀行よりもよくないのです。だから、2016年までは僕は街中で両替していました。

参考として、僕が2017年5月末に台湾に行った際にメモしていた情報によると、空港の銀行レートと台北富邦銀行のレートの差は0.1円ありました。これを元に街中と空港でどのくらいの差になるかのシミュレーションもしたいと思います。

なお、台湾の空港内で両替を行っている銀行(郵局を除く)は「台湾銀行」と「兆豐國際商業銀行」の2つです。

空港内にある全ての「台湾銀行」と「兆豐國際商業銀行」はどちらを利用しても同じレートですので、良いレートを求めて空港内を歩き回る必要はありません!

日本の空港にある両替所(トラベレックス)

公式HPのトップにある「外貨両替自動計算」を使うと、簡単に計算をしてくれます。

50,000円→12,135TWD

台湾の街中の銀行(兆豐國際商業銀行)

公式HPより、レートを調べることが出来ます。

50,000円→13,335TWD ※仮に手数料を100元としたら、13,235TWDになります。

トラベレックスとの差額はなんと1,100TWD!(約4,400円)

僕がいつも泊まっているゲストハウスは600元ですので、僕のような安旅をする人間であれば、両替手数料の差で2泊余分に宿泊できます(笑)!

この差は結構でかいと思いませんか??

台湾の空港内の銀行(シミュレーション計算)

レートは町の銀行より0.1円悪いので、1TWD=3.849円
50,000 ÷ 3.849 = 12,990TWD
手数料が30元なので 12,960TWD

台湾の空港の銀行と、街中の銀行での両替の差は13,235 – 12,990 = 245TWD(980円)

これは、50,000円を両替した時なので、1万円あたりだと約200円の差になります。

これを考えると、街中での両替は5万円以上などまとまった金額の時にはいいかもしれませんが、少額の両替だと、空港よりも高い手数料のために、良いレートのメリットも相殺されると考えてよいのかもしれません。