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台湾旅行前に知っておきたい台湾のルール、マナー、常識

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ところ変われば文化も変わる!日本国内でもそうですが、海外に行くとなおさらです。

この「違い」を知ることは旅の楽しみの中でも大きなものだと僕は思っているんですが、この「違い」ゆえに誤解やトラブル、場合によっては罰金に至る事もあるというのは頭の中にありますか?

文化の違いは楽しみつつも、トラブルは避けたい!

その視点から、台湾に行く際に日本人ゆえに見落としがちな「常識」を2つに絞ってお伝えします。

「地下鉄での飲食」と「トイレ」に要注意!

これらについてはガイドブックにも書かれてはいますが、見落としている人、知らない人も多いようです。

地下鉄での飲食はダメ!そしてトイレットペーパーは流さずゴミ箱へ!特にこの2つは覚えておきましょう。

MRT(地下鉄)の駅構内・車内での飲食は罰金

駅構内にも車内にも「飲食したら罰金」の掲示はあるのですが、車内でも基本飲食OKな日本の電車に慣れている我々には要注意です。

ただし飲食がダメなのはMRT(地下鉄)のみで、台湾鉄道および台湾高鉄(新幹線)では飲食OKです。駅弁も車内で食べれますよ!

まだ罰金を取られている現場を目にしたことはありませんが、以前、宿で一緒になった日本人の方とたまたま一緒にMRTに乗る機会があって、その方はなんのためらいもなく持っていたペットボトルのお茶を飲もうとして僕が制止したので(笑)、知らなくて悪気がなかったとはいえ、それが通用しないかもしれませんから要注意です。

もし、街中で買った飲み物が飲みきれなかったとしても、車内に飲食物を持ち込むこと自体は禁止ではありません。実際、ストローが刺さったままのドリンクを持ち込んでいる人は多く見かけます。

地下鉄の駅構内には、ここから先は飲食禁止であることを示す黄色いラインが引いてあります。

ですので、駅構内かつ改札外でも飲食OKのエリアはあるのですが、基本的には地下鉄の駅に入ったら飲食はしない方がいいでしょう。

トイレットペーパーのない公衆トイレが案外多い

日本でも、トイレの個室にトイレットペーパーの備え付けがなくて、入り口にちり紙の自販機が置いてある公衆トイレが今でもあると思うのですが、僕がここで言っているのは、個室内に備え付けのトイレットペーパーもなく、入り口にちり紙の自販機も置いてないトイレがあるということです。

じゃあ、自分で紙を用意しなきゃいけないの?って思うかもしれませんが、そうではなくてそういうトイレには大概、手洗い場付近にロール式のペーパーが設置されています。

これ、手を洗った後の手拭きとしても使えるのですが、個室に入って用を足す前に、自分が使用する分の紙を取った上で入ってくださいってことなんです。

だから、ここで紙を取らずに用を足してしまうとえらいことになります(苦笑)

なので、僕はいつもポケットティッシュを、ズボンのポケットとは別にカバンにもう1つ入れています。食べ歩くことも多い台湾なので、手や口が汚れることもしばしば…。

台湾滞在時にはポケットティッシュを多めに携帯しておくと何かと便利な事が多いです。

トイレットペーパーは便器に流さずにゴミ箱へ

そして、日本人にとって一番面喰うのはトイレットペーパーを便器内に捨てて流さずにゴミ箱に捨てる事だと思います。

近年は空港や商業施設で水溶性のトイレットペーパーを採用して便器内に投入できるトイレも増えてきてはいますが、基本的には台湾ではトイレットペーパーは使用後、トイレに流さずにゴミ箱に捨てるという事を覚えておきましょう。

僕もこれを初めて知った時は、ゴミ箱がさぞ悲惨な状態になっているんだろう…と思っていたのですが、皆さん折りたたむということをきちんとされていて、茶色のモノが目視されることはまずありません(笑)。

台湾のトイレは全体的に清潔なところが多いのですが、高級ブランドが入る商業施設やデパートですら、紙は流すことはできず、和式トイレしかない事も多いです。

ついでに言うと、ウォシュレットがある施設は皆無だと思います。ホテルの部屋のトイレで日本人向けに用意しているところくらいだと思います。

トイレ事情に関しては日本とかなり異なりますので、台湾へ旅立つ前に知っておくべき事の一つだと感じます。