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台湾鉄道の切符はいつからネット予約できる?予約方法もあわせて

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人気路線だと当日券がない可能性大…。

2018年3月10日に放送された「世界ふしぎ発見!」で、台湾の鉄道が特集されていました。

台湾鉄道の花蓮~台東間は海沿いを走り、車窓は美しいと話には聞いていたのですが、映像で実際に見て、一日の半分くらいを鉄道での移動に使って、ただただ車窓を眺めるっていうのも旅の醍醐味だよなぁ~って再認識しました。

さて、台湾では鉄道に乗る事が自体がメインの旅をまだやったことのない僕ですが、都市間の移動では数回、台湾鉄道を利用したことがあります。

これまでに利用した中で、一番長距離なのが台北~花蓮間です。先日、脱線事故が起きてしまった「太魯閣号」に乗ったのですが、約2時間くらいだったと思います。

花蓮は自然豊かなところで、外国人観光客だけではなく、台湾の国内旅行先としても人気があり、僕が花蓮に行った時は平日でしたが、利用した座席指定の列車にほぼ空席はありませんでした。

その時は「平日でも台北から花蓮方面への特急は混みがち」という情報を事前に聞いていたので、台湾へ出発する前に日本から台北~花蓮間の切符をインターネットで予約して、支払いもクレジットカードで済まし、花蓮に移動する前日に、台北駅の台湾鉄道のカウンターで事前予約・支払をしたチケットを受け取りました。

台湾鉄道のホームページは日本語版も用意されており、非常に使いやすいです。

では、今回は台北~花蓮間の切符を予約するというケーススタディで、台湾鉄道の切符を台湾へ出発する前に予約する方法をご紹介します。

【2019年5月27日追記】

2019年になってから台湾鉄道のホームページがリニューアルされたようで、現在の予約画面と以下の説明に用いている予約画面は異なります。

また、予約方法もリニューアル後の方がわかりやすくなっている印象を受けました。

後日、この記事も現行バージョンに合わせて修正する予定ですが、それまでは以下の説明を読んで予約の流れを理解した上で、リニューアル版の台湾鉄道のホームページから切符を予約していただければと思います。

台湾鉄道ホームページ(日本語版)

台湾鉄道のホームページから予約可能

検索エンジンに「台湾鉄道」と打ち込んで、検索結果に出てきた台湾鉄道のホームページをクリックすると、自動的に日本語バージョンに遷移されます。

いきなり飛び込んでくる「インターネット予約」の文字!!

しかし、このバナーの中でクリックできるのは「インターネット予約」と書いた文字の部分だけです(苦笑)キティちゃんのあたりをクリックしても予約ページには移動できません…。

では、利用にあたり注意すべきポイントを確認していきましょう。

乗車券のオンライン予約時間

念のためですが、ここで書かれているコンビニエンスストアは台湾のコンビニの事です。(日本のファミポートで予約できるわけではありません…。)

予約可能期間

当日以外の乗車は、乗車2週間(14日)前から予約を受け付けます。例えば、月曜日には翌々週の月曜日の乗車券を予約できます。金曜日に限り翌々週の日曜日の乗車券を予約できます(つまり金曜日は翌々週の金、土、日曜日の乗車券の予約が可能です)。祝日の場合は別途お知らせします。

乗車券の予約は2週間前から開始ですが、金曜日に限り翌々週の土曜日・日曜日の乗車券を予約できることに要注意です!(僕も今まで知りませんでした…)

つまり、3月17日(土)の切符の予約開始日は、その2週間前の3月3日(土)ではなくて3月2日(金)だということです。

同様に3月18日(日)の切符の予約開始日も3月2日(金)ということになります。

混雑する土・日の切符の予約開始日は金曜日であることは覚えておく価値がありそうです!

パスポート番号の入力

予約時に入力したパスポート番号の確認のために、受取時にはパスポートが必要になります。

支払及び受取期限

予約日から2日以内(予約日を含む)に乗車券を受け取るか、支払用サイトで支払いを完了して下さい。

とありますので、台湾到着前に予約するのであれば支払用サイトでの支払い完了が必要になります。

支払い用サイトへは「台鉄オンライン支払う(現在使用不可)」をクリックすれば行けますが、支払いサイトは中国語または英語でしか利用できません。

ただし、やる事は予約完了時に発行される予約番号とID(パスポート番号)を入れて、後は日本でのネットショッピング同様にクレジットカードの情報を入れて支払いを行うだけだったと思います。

台湾鉄道の切符のインターネット予約の概要はこんな感じです。日本語サイトを用意してくれているおかげで、予想以上に簡単だと思います。

インターネットで乗車券を予約する方法(台北~花蓮を例に)

では、実際に予約をしてみましょう。

「片道乗車券予約」→「列車別で片道乗車券予約」の順に進み、以下のように必要な項目をプルダウンで選びます。

駅コードは、おそらくですが、台東→花蓮→台北→台中→高雄と台東から反時計回りに駅名が並んでいて、最後の方に平渓線などの支線の駅が並んでいると思われます。

列車種別は「全部車種」のままでOKです。

そして、必要事項を選んだら「予約」を押しましょう。

ロボットじゃないかの画像認証ページが出るので、それを入力すると…。

えっ??

予約完了しちゃった…。マジで???

列車番号や列車種別や座席指定を聞かれることなく、予約されちゃいました…。

僕はこの後すぐに予約をキャンセルしましたが、必要事項を入力したら、その条件に合う切符を有無をいわず押さえてくれるのがこのシステムのようです。焦った…。

2年前に予約をしたんですが、その時の記憶が全然なかったので、今、実際に触りながら記事を書いているのですが、いきなり予約完了してしまうとは思いもしませんでした。

列車番号で予約するために「列車時刻表検索」を使う

「片道乗車券予約」→「列車別で片道乗車券予約」で面喰ってしまったので、「片道乗車券予約」→「列車番号で片道乗車券予約」を利用してみましょう。

列車番号を知るために、自分で時刻表検索をしなきゃいけません。

「列車時刻表照会(現在使用不可)」をクリックすると、検索ページに移動できます。

台北→花蓮、時間は10時~14時の間という同じ条件で検索してみましょう。

検索結果が以下のようになりました。

先程、有無をいわさず予約された170号は、確かに指定した条件の中で一番早く出発する電車ですね…。(でも、いきなり予約完了したらちょっとびっくりしますよね。)

そして、検索結果の右端に注目です!

座席のマークがついている予約ボタンを押すと、「列車番号で片道乗車券予約」画面予約に必要な情報が全て埋められた状態で移動します。これは親切な設計!!

あとはパスポート番号を入力して予約ボタンを押せば予約完了です。