台湾旅行 PR

北投 行き方・読み方と散策ガイド

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「台北でローカルっぽく過ごしたい僕が好む場所」シリーズの第3弾は北投(Běi tóu / ベイトウ)編です。

北投は僕が人生で初めて海外に行ったときに泊まった場所なので、台湾の中でも個人的に特に思い入れの強い場所です。

出発の1週間前くらいに予定を変更して、急遽1北投に1泊する事にしたのですが、その滞在中に本当に沢山の印象深い出来事があって、人生初めての海外一人旅は忘れられないものになりました。

さて、僕の話はおいといて(笑)、北投は台北駅から地下鉄で約25分の場所にあり、台北中心部とは異なり、日本人とすれ違う事もほぼなくて、お店でも英語がまず通じません。

また、日本のガイドブックで「温泉地」として紹介されている「北投」は、MRTの新北投駅周辺になりますので、北投駅周辺にはこちらの公共温泉以外に温泉はありません。

台北中心部から日帰りで楽しめる温泉「北投青磺名湯」 台湾は亜熱帯と熱帯地域ではありますが、いくつか温泉があります。 今日ご紹介する「北投温泉 Běitóu Wēnquán / ベ...

また、新北投駅前の北投公園はポケモンGOがリリースされてしばらくは地獄絵図のような人だかりで、僕は行くのを避けていたのですが、2017年はずいぶん落ち着いた気がします。2016年当時の様子はこちらです…。

では、北投のおすすめスポットを紹介していきましょう!

漢奇肉羹店

お店の名前は「ハンチィロウガンディェン(Hàn qí ròu gēng diàn)」と読みます。ここの肉羹麺は本当におススメで、僕は北投に行った時には毎回食べています。

お昼時間帯には20人前後の行列ができ、15時には閉まっちゃいますので、お昼に食べるのなら、少し早めの時間帯(11時くらい)をオススメします。

「肉羹」というのは豚肉の赤身を魚肉のすり身で包んだ団子です。

しっかりした歯ごたえの豚肉と、柔らかくてうまみのある魚肉の組み合わせが本当に美味しいです。

そして、台湾のスープ(中国語で「湯」)は、日本人にとっては文字通り「お湯」なみに薄味のものがほとんどなのですが、ここのスープは日本人の口に合う塩気のある味で、もやしや肉羹の出汁もでて、スープもとても美味しいんです!

余談ですが、僕が人生で初めてパクチーを食べたのがここのお店ででした。

台湾では麺類にパクチーが入っていることが多く、ここの肉羹麺にもパクチー(香菜)は入っています。

麺はお好みで春雨(冬粉)やビーフン(米粉)にも変更できますが、オーソドックスな小麦麺が食べ応えもありおススメです。僕はいつも肉羹麺ばかり食べていますが、魯肉飯やゆで野菜などのサイドメニューも食べることが出来ます。

一級棒早點

お店の名前は「イージィバンザオディエン(Yījí bàng zǎodiǎn)」と読みます。ちなみに日本語の「いちばん」に中国語読みを当てたのが「一級棒」です。

「早點」というのは「朝食」という意味で、台湾にはこのような朝食専門店が数多くあります。朝のみの営業で、11時過ぎには閉まってしまいます。

サンドイッチなどの朝食専門店もありますが、こちらは伝統的な朝食で、僕は持ち帰りでしか利用したことがありませんが、お店で座って食べることもできます。

僕は「蘿蔔糕(大根餅)」(写真上)が好きで、これを買う事が多いのですが、ここのは少しピリッとしたタレをかけて食べるので、味のイメージとしてはチヂミに近いです。

「蘿蔔絲餅」は文字は似ているのですが、千切り大根が入った薄いおやきのような食べ物です。

「蛋餅」(写真下)は薄く焼いた小麦粉の生地を鉄板に落とした卵の上に置いて、くるくるっと巻いたものです。写真のは原味(オリジナル、トッピングなし)で、これでも美味しいんですが、食パンをそのまま食べている感じで、人によっては物だりなさを感じるかも知れません。火腿(ハム)や玉米(コーン)入りのものもあります。

糖馨烘焙工坊

お店の名前は「タンシンホンベイゴンファン(Táng xīn hōngbèi gōng fāng)」と読みます。僕はこのお店の看板がすごくいいなぁって思ってて、パンの籠を持った女の子が可愛らしいですよね(^ ^)。

こちらのお店はケーキ屋+パン屋さんで、冷蔵のケースの中には可愛らしい誕生日ケーキや、ロールケーキなど美味しそうなケーキが並んでいます。

僕が誕生日に台湾に行った際に、台湾の友人が僕のために誕生日ケーキを用意してくれてたのですが、それがこのお店のケーキなのですが、写真のようにポケモンのモンスターボールの形をしているのです。

そして、そこに熱したフルーツソースをかけると

・・・

・・

チョコでできたモンスターボールが溶けて、中からピカチュウが現れます!!

めちゃくちゃ可愛くて、感激しました!!

このような凝った誕生日ケーキも沢山あるのですが、旅人目線でのおすすめは「土鳳梨酥(Tǔ fènglí sū / パイナップルケーキ)」です。

僕はここのパイナップルケーキが好きで、バターが薫るクッキー系の生地の中に、パイナップルの繊維がしっかり見える餡が入っています。日本に帰ってからコーヒーと一緒に食べるとものすごく贅沢な時間が過ごせますよ!お土産用の箱もなかなか可愛いです。