9月は毎日更新!のはずでしたが、三日坊主の僕でも7日間毎日更新は出来たものの、1週間で元に戻ってしまいました…。
とはいえ、9月中に30個の台湾グルメを紹介することは達成したいので、引き続き書いていきます!
今日ご紹介する「大腸包小腸」は文字だけみると、ホルモン系の料理なのかな?って思われるかも知れませんが、食べてみたら多くの日本人はハマる味だと思います!
「大腸包小腸」の中国語発音・カタカタ読み方・英語表記
日本語読みすれば「だいちょうほうしょうちょう」になりますが、中国語読みすると「Dàcháng bāo xiǎocháng ダーツァンバオシャオツァン」となります。
英訳は「Sausage with sticky rice」という表現がよく用いられているようです。
「sticky」というのは「粘性がある」という意味で、「sticky rice」で「もち米」の意味になります。まさに「ソーセージともち米」ですね。
「大腸包小腸」ってどんな食べ物?
「大腸を小腸で包む」という字面を見て、初めはどんなグロい料理なんやろう…と思っていた僕なのですが、「大腸」も「小腸」も実は「腸詰め」を表しています。
そして、それぞれに詰めている食材が異なるのです。
- 大腸 → もち米の腸詰め
- 小腸 → 豚肉の腸め(台湾ソーセージ)
つまり「もち米の腸詰でソーセージを包んだ」食べ物で、言うなればホットドックのパンがご飯になった「ライスホットドッグ」なんです。
上の写真を見ると、鉄板で白色と赤色の細長いものが沢山焼かれていますが、白色がもち米ソーセージで、赤い色のが台湾ソーセージです。
ソーセージとご飯なんで、沖縄の「スパムおにぎり」に味は近いです。
ウインナーをおかずにご飯を食べている感覚なので、日本人の味覚にも合うと思います。僕も大好きな一品です!
「大腸包小腸」が食べられるおすすめ夜市
おそらく「大腸包小腸」はどこの夜市でも食べられると思うのですが、実際に僕が食べた2か所の屋台と実物をご紹介しましょう。
寧夏夜市(台北)
僕が初めて「大腸包小腸」を食べたのは寧夏夜市です。
上の写真を見ていただくと、看板の下にメニューが貼ってあるのが見えますか?
こちらの「大腸包小腸」はいろんな味(中身の具)が選べるスタイルで、夜市全体で見てみると、複数の味が選べる方が珍しいと思います。
たぶん初めて買ったのは黒胡椒味だったと思うんですが、めちゃおいしかったので翌日も買いに行ったのは覚えています(笑)。
この紙袋に書いてある全ての味を取り扱ってはなかったと思いますが、どんな味があるのか補足しておくと
蒜味(Suàn wèi スァンウェィ)… ニンニク ちなみにニンニクは中国語で「大蒜(Dàsuàn ダースァン)」です。「蒜」=「ニンニク」って知っていれば、スナック菓子や豆菓子の味を選ぶ時にも役立ちます。
哇沙米(Wa shā mǐ ワーサーミィ)… ワサビ この中国語は日本語の「ワサビ」の音に漢字をあてたものです。日本語と同じく「山葵(Shānkuí サンクゥェイ)」と書く時もあります。
六合夜市(高雄)
こちらのお店では既に焼き上げたものが大量に並んでいるのですが、注文するとコンロで再加熱してくれるのでアツアツで食べれます!
このお店は寧夏夜市にあった店とは異なり、メニューは1種類のみ(原味)です。