さて、初めての台湾一人旅も無事終えて、空港に到着しました。
これから日本に戻る事になるのですが、その際に必要な手続きもチェックイン→出国手続き→入国手続きと基本的な流れは日本を出国して、台湾に入国した際と同じです。
ですので、この記事を読む前に、「はじめての海外一人旅マニュアル チェックイン(日本)編 」をあらかじめ読んでいただければと思います。それを踏まえた上で、日本でのチェックイン手続きとの違いを中心に今回はお話ししていこうと思います。
日本のLCC各社は台湾で他の航空会社に業務委託をしているので、日本の航空会社だからといって台湾でのチェックイン時に日本語が通じるわけではありません。しかし、最近は日本語で書かれた書類も多く用意されて、年々英語がわからなくても大丈夫になりつつある感じはします。
自分が利用する航空会社はどちらのターミナルなのかを必ず確認(台湾桃園空港利用時)
時間に余裕がある時なら、仮にターミナルを間違っても大丈夫なのですが、ターミナル1とターミナル2の移動には巡回バス(10分~30分おきに運行)かスカイトレイン(無人列車)で約20分前後はかかるので、最悪の場合、チェックイン締切に遅れてしまうということもありえます。
空港MRTやリムジンバスから降りる前に自分が使う航空会社のチェックインカウンターはどちらのターミナルにあるのかを今一度確認しておきましょう。
日本発着の主要航空会社の2018年2月現在のチェックインカウンターのあるターミナルは以下の通りです。
第1ターミナル
- ジェットスター・ジャパン
- ジェットスター・アジア
- スクート
- タイガーエア台湾 台湾虎航
- バニラエア
- ピーチ Peach
- スターフライヤー
第2ターミナル
- 日本航空 JAL
- 全日空 ANA
- エバー航空 長榮航空
- チャイナエアライン 中華航空
念のため、出発前に最新情報を必ず台湾桃園空港の公式サイトで確認して下さい!!
カウンターで聞かれることを今一度整理しておく
日本でやったチェックインの手続きが頭に入っていれば、たとえ英語であっても手続きはわかると思います。
- パスポートの提出
- 受託手荷物があるかどうか
- 受託手荷物がある場合はリチウムイオンバッテリーが入っていないか
- 機内持ち込み荷物にライターや刃物が入っていないか
- 搭乗ゲートと搭乗締め切り時刻の案内
- 受託手荷物がある場合は、モニターで自分の荷物が検査を通過したか確認する
これらの質問や確認に対して、しっかり対応していきましょう!
「No check-in baggage?」に「Yes」と答えてしまっても大丈夫!
これは、旅行英会話の教材には間違いなく載っている例文ですが
No check-in baggage? (受託手荷物はないですよね?)
に対して、「受託手荷物はありません」と答えたいとします。
すると、「はい(ありません)」をそのまま英語にして「Yes」と答えがちなのですが、この「Yes」の意味は「(受託手荷物が)ある」という意味になるので、正解はNo 「(受託手荷物は)ないです 」となります。
「Yes」と答えたら、職員は「どれが預け荷物ですか?」と続けて聞いてくると思うのですが、そうなったら「No baggage, no baggage」とでもいいながら、手でバツを作ったりすれば意味を察してくれると思います。
Yes/Noで答える代わりに「I have no check-in baggage」(私は受託手荷物を持っていません)と答えるのも一つの方法です。
目の前に人がいる状況であれば、仮に話した英語が間違っていたとしても、身振り手振りですぐに訂正が可能です。ですので、何も恐れる必要はありません!
チェックイン時の英語のやり取りで、おそらく一番勘違いが発生しやすいのがこの「Yes/No」だと思うのですが、「意思疎通がうまくいかなかったらすぐに訂正すればいいや!」って気持ちを楽にして臨んでください。