海外一人旅をするにあたって、最低限必要なのは何でしょうか？
既にパスポートを取得してあるという前提でいうと、極論かもしれませんが
- 航空券
- 宿
- お金（日本円＋現地通貨）
この３つが旅はできます！（笑）
仮に着替えをもって行かなくても、数日間同じ服を着ればなんとかなりますし、お金があれば現地で着替えの洋服を買う事もできます。
宿に洗面用具やタオルなども宿の備え付けがあれば持参する必要はありませんし、もしなかったら買えば済みます。
現実的には手ぶらで行く事はないと思いますが、ほとんどの「モノ」はお店で買えてしまうという仮定をすれば、この3つがあれば海外一人旅をすることは理屈上は可能なのかな？と思っています。
そこで僕がたびたび頭を悩ませるのが、航空券を買うのが先か？宿の予約が先か？ということです。
現地についてから宿を探したり、値段交渉をするのも旅の醍醐味ではあると思うのですが、台北のような都市部であると週末や祝日に宿が満室になる事は起こりえます。
特に慣れない初日と、帰りの飛行機の時間を気にしなきゃいけない最終日の宿は確保してから旅の計画を立てた方がいいと思います。
ただし、いったん予約するとキャンセル・返金不可な宿やプランも多くありますので、数日前までキャンセル可能なプランで予約しましょう。
宿を出発前に確保しておくことで不安材料を一つでも減らす
正直、予算を気にしなくてもいいのであれば、当日に空港で航空券を買って、現地についてからスマホから宿を予約すれば、海外旅行はできます（笑）。
ただ、ここでは初めての海外一人旅にチャレンジしたいけど、なんか心配で、心配しすぎて何が不安かわからなくなるような（笑）僕のような怖がりさんに向けて書いています。
僕は一度だけ全行程の宿を決めずに台湾に行った事がありますが、それでも初日と帰る日の宿は予約した上で旅立ちました。
現地で宿に飛び込んで、空き室があるかを聞いたり、値段交渉をしたりするのは、旅の経験としてはとても面白いだろうし、旅の「筋力」を鍛えるという意味でもよい事だと思います。決して否定はしません。
しかし、この文章を読むだけでワクワクよりも不安がよぎった方には、やはり日本国内で宿を確保しておくことをオススメします。
怖がりでもいいんです!!怖がりには怖がりなりの旅のスタイルがありますから（笑）
航空券の購入前に宿の空き状況をチェックするだけでも安心感が増す
日付を固定して旅に出るのであれば、その時の航空券運賃は示された運賃を払わざるを得ないと思うのですが、僕は航空券がセールになった時に、セール運賃がまだ残っている航空券にあわせて旅程を決める事が多々あります。日付よりも予算を優先するケースです。
そういう時に、宿をひとつひとつ調べて予約をしているうちにセール運賃の航空券が売り切れたり、セール期間が終わってしまう場合があります。
そんな時でも、僕は航空券の購入ボタンを押す前に、宿の「空き状況」を調べてます。
そして、まだまだ宿に空きがあることを確認したうえで航空券の購入をします。
この時に全行程の宿の予約をする必要はなくて、大事なのは「この日程でもまだ空きのあるホステルやホテルはたくさんあるな…」っていう事を確認する事です。そして航空券を買ってから、宿を順次予約していきます。
セール運賃だと早く買わなきゃ売り切れになるのも事実ですが、かといって航空券は買えたものの宿の空きが全然ない!ってこともありえるので、このワンクッションを入れると安心して航空券を買うことができます。
予約の際には、数日前までキャンセルできるプランを選ぶ
宿の確保を先にすることをオススメしているのですが、その際に注意しなければいけないのは、インターネットの予約サイトを使った場合、宿泊代を通常より割り引く代わりにキャンセルも返金も不可な宿泊プランもあるということです。
例えば、僕がよく利用する「ブッキングドットコム」というホテル予約サイトで見つけたとある宿では、同じ部屋のプランでも2種類の価格が設定されています。
上のプランの料金は8572円ですが、12月6日までにキャンセルをすればキャンセル代はかからないし、前払い不要で滞在時の支払いとあります。
しかし、下のプランは7138円と同じ部屋にも関わらず、上のプランよりも約1400円安いのですが、予約後の返金不可となります。
旅先も確定して、行程も決まっており、この宿を絶対に使うと決まっているのであれば格安プランを使う方が賢いですが、まだ行程も決めかねてて、迷っているようであれば、キャンセル無料のプランで行程を組むほうが賢明だと思います。
初めての海外旅行の場合は宿の予約ですらドキドキだと思いますから（笑）、数日前まで無料でキャンセルができるプランで全行程を予約するのがおすすめです。
