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台湾夜市グルメ紹介(1)「臭豆腐」 読み方と調理方法の種類・紹介

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2019年8月30日に当ブログ「TABINEXT」は2周年を迎えました!

海外旅行デビューしたい方の背中を押すべく、「まずは台湾ひとり旅からはじめよう!」ってことで、旅のノウハウ・技術を可能な限り丁寧に、でも簡潔にお伝えしてきたつもりです。

初めての海外(台湾)ひとり旅 パーフェクトガイド 当ブログではこれまでに、主に「海外一人旅をしてみたい!」あるいは、「海外ひとり旅に出てみたいけど、なんとなく怖くて行く勇気が持てない...

とはいえ、僕のブログへの情熱は足りていなくて、書きたいことはいっぱいあるのに、思いだけで手を動かさないまま過ぎていく日々が1年近く続いていました…。

そこで、自分に喝を入れ、しかも自分の旅の経験を皆様の次の台湾旅行に生かしていただきたい!という思いで、2019年9月は台湾屋台グルメ(小吃)に関する記事を30日間毎日更新で皆様にお届けしたいと思います!

厳密にいえば、夜市の屋台のものと、街中のレストラン(小吃店)で食べたものが混在していますが、「台湾夜市グルメ」という言葉の元にご紹介していこうと思います。

さて、本日から30日間、毎日更新しますので、皆さんもぜひ「台湾夜市グルメ」を1か月間、僕と一緒に楽しんでいただければと思います!

「臭豆腐」の中国語発音・カタカタ読み方・英語表記

日本語では「しゅうどうふ」と読まれていますが、中国語読みをすると「Chòu dòufu(チョウドウフ)」となります。

英語だとStinky tofuとなります。「臭い豆腐」って直訳されてますね(笑)。

しゅうどうふ「臭豆腐」ってどんな食べ物?

名前からして「臭い豆腐」なので、この食べ物はめちゃめちゃイロモノとして扱われていますが(苦笑)、僕は全然食べれますし、特に揚げた臭豆腐はクセもほとんどなくて、サクサクした歯触りも楽しめとても美味しいです。

台湾の総統(大統領)の蔡英文女史も「台湾のグルメマスターを名乗りたいのなら、臭豆腐を食べれるかどうかは大事」とおっしゃってますので、是非とも台湾旅行に行かれた際にはトライしていただきたい食べ物でもあります(笑)

台湾の街を歩いていて「なんやこの臭い…」って思った時のほとんどは臭豆腐由来

こんな表現にしたら怒られるかもしれませんが(笑)台湾の街中を歩いていると、軽く吐き気を感じる臭いに出会う時があります。

そういう時は大概、2~3m先に臭豆腐のお店があることが多いです。そのくらい、本当に臭いんです(泣)。

どういう臭いか説明しづらいんですが、とにかく店の周囲は「オェー」ってえずきそうになる臭いで充満しているのに、実際に食べてみると、調理法にもよりますが、不思議なことに臭いはほぼ気にならないんですよ。

僕も初めは店頭の臭さにビビりつつ注文したのですが、実際に食べてみると、ほぼ臭いもしなくて「普通に美味しい豆腐」だったんです(笑)。それ以来、僕は臭豆腐を恐れることなく食べております。

ただし、調理方法で臭いやクセは異なり、特にアヒルの血や大腸と一緒に「煮た」臭豆腐は結構癖があり、これは正直言うと僕もあまり得意じゃないので、初めての臭豆腐にトライしたい方は「揚げた臭豆腐」を是非味わっていただければと思います。

「臭豆腐」の種類と調理法(メニューの読み方)

僕も「臭豆腐」について完全に理解しているわけではないのですが、大きく分けて

  1. 揚げたもの
  2. 焼いたもの
  3. 煮たもの

があると思ってます。ちなみに、この順番は個人的に癖がなくて食べやすいと感じる順番に並べてあります。

炸臭豆腐(ザーチョウドウフ)


臭豆腐に限らないのですが、料理名の中に(Zhà  ザー)」という文字があれば、これは「揚げた」という意味になります。

個人的にはこの炸臭豆腐が一番おススメです。

僕が食べたお店の揚げ臭豆腐は「香港式揚げ臭豆腐」とあったのですが、どこが香港スタイルなのかよくわかっていません(笑)。でも、他の店でも揚げ臭豆腐の見た目はこの写真と同じはずです。

臭豆腐には大概、酢漬けのキャベツが添えられるのですが、これがいい感じの箸休めにもなるし、一緒に食べたら脂っぽさも和らぐ絶妙の付け合わせなのです!

烤臭豆腐(カオチョウドウフ)

こちらは「焼き臭豆腐」なのですが、料理名の中に「烤(Kǎo カオ)」という文字があれば、これは「焼いた」という意味になります。

例えば、「烤肉(Kǎoròu カオロウ)」は「焼肉、バーベキュー」という意味で、「北京烤鴨(Běijīng kǎoyā ベイジンカオヤー)」は「北京ダック」の意味です。

僕が人生で初めて食べたのがこの「焼き臭豆腐」なのですが、実は好んで焼いたものを食べたわけではないんです(汗)。むしろ、揚げたやつを食べたかったんですよ…。

ところが当時は中国語の知識がゼロだったので、「烤」の意味も「」の意味も知りませんし、調べようともしませんでした(苦笑)。

ちなみに初めて行ったお店がこちらなんですが、看板に書かれているメニューに「烤」と「」の2種類ありますよね。

補足すると、「現(Xiàn シャン)」っていうのは「~したて」っていう意味で、ここでは「焼き立て」と「揚げたて」って意味になります。

そして、看板を見て揚げたものが「烤」だろうと予想して指さしで注文して、出てきたのがこれなんです(笑)。2分の1の確率に負けました!(泣)

もう4年前のことなんで、記憶がやや曖昧なのですが、ハッキリ覚えているのは

「えっ、全然食べれるやん!むしろ美味しいし」

ってことで、味はほとんど覚えてないんですが、店頭で強烈に放たれていた「臭さ」は食べた時には感じなかったし、「少し甘めのタレがかかったフワフワした厚揚げ」っていう印象があります。

麻辣臭豆腐(マーラーチョウドウフ)

最近、日本でも「マー活」という言葉も普及しつつあって麻辣(Málà マーラー)という言葉をご存知の方も多いと思います。

この言葉自体は「しびれる(麻)」+「辛い(辣)」という意味なのですが、なぜか臭豆腐界においては、煮るという意味の「煮(Zhǔ ズー)」という文字が入っていないにも関わらず、ほとんどのお店で「麻辣臭豆腐」は「煮込み臭豆腐」であることが多いです。

こちらは揚げ、焼き臭豆腐とは異なり、臭豆腐自体の酸味というか癖も残っており、その上、僕が食べたものはアヒルの血を固めたものと大腸と一緒に煮込んだものでした。

なので、「臭豆腐」と「血なまぐささ」と「ホルモン臭さ」の三重奏は結構えぐくて、パクチーも台湾コーラも抵抗なく食べれた僕でも、次回は「う~ん」って敬遠したくなるほどクセがあります。なので、これは日本人だとかなり好みが分かれるしNGの方も多いでしょう。

僕は勝手に「揚げた臭豆腐の辛いバージョン」だと思っていたのですが、思い込みは危険です!

そして、注文後に店内の壁に貼ってあったメニューの写真を見つけて、軽くひいたのも今はよい思い出です(笑)

「えっ… アヒルの血が入っているとか聞いてないんですけど…」