2023年5月の日本入境時の検査撤廃により、外国人観光客の日本訪問および日本人の海外旅行が本格的に再開し、大阪ミナミもかつての賑わいを取り戻しています。
それに伴い、世界各地では外国人観光客を呼び込もうといろんな企画を行っています。
その中でも香港国際空港が行う「香港行き往復航空券無料配布」はかなり魅力的なキャンペーンじゃないでしょうか?
2023年6月時点で既に韓国や東南アジアでの配布は終了して、日本では2023年6月26日(香港航空は6月27日)から応募開始します。
申込日を迎えるまでに知っておいた方が良い事、見ておいた方がいいサイトについて以下にまとめましたので、6月26日の決戦(笑)にそなえて、ぜひこの記事を読んで準備していただければと思います。
香港無料航空券「ワールド・オブ・ウィナーズ」について知っておくべき事
1.抽選方式と早い者勝ち方式の2通りがある
まず、無料航空券への応募方法なのですが、抽選のものと早い者勝ちの2パターンがあります。
「キャセイパシフィック」は抽選なので、応募期間内に申し込んだあとは運次第となります。
「香港エクスプレス」と「香港航空」は早い者勝ちですから、おそらく、サイトがめちゃ重くなり、待ち時間も発生すると思うので、忍耐力と通信環境がモノを言う争奪戦になることが予想されます。
2.航空券は無料だけど、税金やサーチャージは必要
確かに「無料航空券」ではあるのですが、0円で行けるとは言っていません。
各種税金や空港利用料、サーチャージなどは利用者負担になります。
例えば、香港エクスプレスで2023年7月1日関空発、7月3日帰国の便を予約したとします。
この日程だと、FUN運賃(機内持ち込み荷物のみの一番安い料金プラン)で往復で69,100円かかりますが、ここから航空運賃のみが無料になるというのが今回のキャンペーンです。
つまり、日本旅客保安サービス料、日本旅客サービス施設使用料、日本国際観光旅客税、往復のサーチャージ、香港空港建設費、香港特別行政区出国税、香港特別行政区旅客保安サービス料は無料にはなりません。
関空発の場合、これらの諸税の合計は21,620円となり、これは支払う必要があります。
とはいえ、往復の航空券代47,480円が無料になりますから、やはり相当お得という事にはなります。
今、ふと思ったのですが、2017年に僕が香港エクスプレスを利用した際、セール運賃で往復2万円も行かなかったような記憶がありますが、それから考えるとLCCでも気軽に旅行できる値段ではなくなりましたね…。
3.利用可能な日本の発着地は航空会社によって異なる
航空会社によって利用できる発着地が異なります。以下にまとめました。
航空会社 | 利用可能な空港 |
キャセイパシフィック航空 | 成田、大阪、名古屋、福岡、札幌 |
香港エクスプレス | 東京(成田)、東京(羽田)、大阪(関西) 福岡、名古屋、高松、鹿児島、沖繩 |
香港航空 | 東京(成田)・大阪・札幌・沖縄・福岡・名古屋 |
4.キャセイパシフィックは会員登録必須
キャセイパシフィックに関しては、応募にあたりキャセイ会員になっている必要があります。
「香港エクスプレス」および「香港航空」では会員登録は必須ではありませんが、メルマガで情報を配るなどがあるかも知れないので、興味のある方は会員登録、メルマガ登録をされるといいでしょう。
5.各航空会社とも日本語で書かれたわかりやすい特設ページがある
今回のキャンペーンに関して「香港航空」はまだ応募詳細について解説したページがありませんが、「キャセイパシフィック航空」および「香港エクスプレス」では、日本語で書かれたわかりやすいページおよびFAQが用意されているので、英語に不安がある方でも問題なく応募できます。
以下に各航空会社の特設ページへのリンクを用意しておきます。
キャセイパシフィック航空
https://flights.cathaypacific.com/ja_JP/offers/world-of-winners.html
香港エクスプレス
https://wow.hkexpress.com/jp/ja/
香港航空
https://www.hongkongairlines.com/ja_JP/readysetgo/main