初めての海外一人旅の時には、旅に出る前の準備段階でもいろんな不安や心配事は出てくるものですが、その中でも僕が結構悩んだのがパスポートやお金などの貴重品管理でした。
今思うと、特に根拠もないのに、なんとなく海外って治安が日本よりも悪いイメージがあったので、行く前はかなり不安でした…。
実際、僕が初めて海外(台湾)一人旅をした時には、貴重品ベルトやポーチなどいろいろ買い揃えて日本円、台湾ドル、クレジットカード、パスポートなどの大事なものを肌身離さずに持ち歩いていました。
個人的な見解ですが、台湾や香港に関しては、旅慣れてきたら貴重品ベルトはやや過剰装備だと思います。僕に関して言えば、今でもセキュリティーポーチを使っているのですが、本来の用途と異なり、バッグインバッグとして使っています。
とはいえ、僕も初海外一人旅の時には、日本で無意識に警戒できていることがテンパっていてできなかったので、初海外の人は「用心しすぎ」くらいでちょうどいい思います。
腰巻き式貴重品ベルト
ここで言う貴重品ベルトというのは、パスポートや現金を入れて直接体に巻き付けるものを指しています。
この写真のものは腰に巻くタイプのもので、大・中・小の3つのポケットがついています。中サイズのポケットは1万円札を折らずに入れられるギリギリの幅で、ここにパスポートを入れるとよいでしょう。
僕は他にパスポート入れを持っていたので、このベルトは紙幣とクレジットカード管理用として使っていましたが、固いものを入れていたら、前かがみした時にお腹にベルトがくいこんで痛いので、固いものは入れない方がいいかも知れません。
あと、身体に直接巻くタイプを使用する時に注意すべき点は、本当に体に直接巻いてはいけないという事です(笑)。
どういうことかというと、これは僕だけかもしれませんが、夏場にTシャツ1枚だったので、下着を介さないで直接体に巻いていたことがあり、その時にポーチに汗が染みこんで、お札を入れていた紙製の封筒が汗で破けてしまいました。(写真参照)
お札も濡れたのですが、なんとか無事で封筒に入れていなかったら、お札が破けていたと思います。
夏場に使うとなると、身体に直接ふれるので撥水機能があるかどうかチェックしておく方がいいと思います。
もしくは、封筒をビニール袋で包んでおけば、ベルト自体が濡れても封筒は濡れないので、貴重品ベルトを使用する際にはビニール袋を併用することを強くおすすめします。
僕が購入したこの「地球の歩き方」ブランドのベルトは2000円くらいしましたが、正直、この価格に見合った価値がありませんのでおススメしません。
現時点でオススメするとすれば「セキュリポ」をおススメします。防水機能、スキミング防止機能もついており、しかも薄くて軽い!!
詳しい説明は以下の記事で書いていますので、是非ご覧ください。
首掛け式の貴重品ポーチ
【2019年4月13日追記】
これまで僕は以下で紹介しているオーガニックコットン製のパスポートケースを使用していたのですが、現在は、先程ご紹介した「セキュリポ」の姉妹品である「パスフィット・ミニ」というパスポートケースを使用しています。
こちらの商品の紹介、レビュー記事を書いていますのでお読みください。
こちらはパスポート入れで、首から下げるタイプです。この商品は表面がオーガニックコットンで、裏面がナイロンで出来ていて防水対策が施されていますが、実際に水が浸透しないかどうかは僕は試していないのでわかりません。
このポーチには2つのポケットがあります。
僕が使用する時は写真のように大きなポケットの方にビニールカバーをしたパスポートを入れて、チャック付きの小さなポケットにクレジットカードや台湾のイージーカード、香港のオクトパスなどの交通系ICカードを入れています。
カード用の小さな内ポケットがチャック付きのポケットの中にはあります。
おそらく、チャック付きのポケットにパスポートを入れて、大きなポケットに航空券や紙幣を入れる想定で設計されているのですが、チャック付きのポケットでもパスポートがギリギリ入るサイズです。
出し入れにやや不便ではありますが、別の見方をすれば、盗難防止としては効果的かもしれません(笑)。
本来は首にかけて使うものなのですが、これをバックインバック的に僕は使っています。首掛けようの紐を手繰れば、バックパックの中からも簡単に取り出すことが出来るので便利なのです(笑)。手触りもいいので、個人的には気に入っている商品です。
チェーン付きの財布
旅行中のパスポートや現金の管理は上2つでご紹介した貴重品ベルト、貴重品ポーチで行いますが、現地滞在中のお金の管理にはこのチェーン付き財布をオススメします。
ちなみに日本で普段の生活でも僕はこの財布を愛用しています。
はじめの内はこの写真のものよりもワンサイズ小さいものを使っていましたが、数回台湾・香港に行ってから小銭入れとお札入れが2か所あるものに変更しました。
特に香港では10ドル、20ドル、50ドル、100ドル、500ドルの紙幣5種類、10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドル、5ドル、10ドルの硬貨7種類があり、外貨硬貨用のポケットはすぐに満杯になりました。
そして、ポケットが満杯なのでレジで支払う際に、硬貨を探すのに苦労して、結局時間がかかるから紙幣で払うので、さらに硬貨が増えるという悪循環になるのです…。(それでオクトパスカードがあれだけ街で普及していると思われます。)
僕の場合は香港では紙幣を「100ドル・500ドル」と「10ドル・20ドル・50ドル」に分けて収納しています。硬貨は「5ドル・セント系」と「1ドル・2ドル」に分けています。
紙幣と硬貨を4か所に分けておくことで、すぐに必要な紙幣、硬貨が探せて支払いがとても楽にできます。
また写真で1000円札の入っているポケットにはチャック付きのポケットがさらについていますから、ここにクレジットカードも収納できます。
また、財布を開いた状態で写真左側のポケットから航空券を入れることもできます。
収納力が非常に優れており、かつジーパンのポケットに入るサイズなのが魅力的です。
更にチェーン付きですから、片方のフックをズボンのベルト通しにかけて、それでポケットに入れておくと、ポケットに手を突っ込まれて財布が盗まれるリスクを大幅に減らせます。
この財布は長年使用していて、地球の歩き方から出されている旅グッズの中でも特にオススメできます。