日本旅行(関西) PR

大阪旅行で「大阪周遊パス2023(大阪楽遊パス2023)」を利用する前に知っておくべき事

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

皆さんは「大阪周遊パス」をご存知でしょうか?

このチケットがあれば、「大阪城」「通天閣」「梅田スカイビル」「HEP FIVEの観覧車」などの大阪のランドマークから、「大阪市立美術館」「咲くやこの花館」などの博物館や植物園といった文化施設、さらに大阪湾や中之島のクルーズ乗船やスーパー銭湯まで、バラエティーに富んだ40以上の施設に無料入場できます。

しかも大阪メトロと大阪シティバス全線と、関西5私鉄(阪急・阪神・京阪・近鉄・南海)の大阪市内エリアが乗り放題になります。

それで、価格は2,800円!

ちなみに、大阪メトロとシティバスの乗り放題は土日が600円

大阪城天守閣は600円、梅田スカイビルは1,500円、通天閣は800円ですから、この時点で総額3,500円なので、すでに元を取っています。

なので、1日に4か所から5か所の大阪の観光スポットを巡ろうとしている方であれば、こちらのチケットを利用した方が断然お得ということになります。交通機関も乗り放題なので、電車賃を気にする必要もありません!

「大阪周遊パス」の発売場所はいろいろあるのですが、ここでは僕も台湾旅行でお世話になっているkkdayのオンライン販売サイトをご紹介します。

オンラインで事前に支払いができて、届いたメールバウチャーのQRコードを大阪に到着してから観光案内書で見せれば受け取れるので、大阪に慣れていない方にも便利だと思います。

【2023年4月22日追記】

kkdayにて「大阪周遊パス」の販売が終了しました。

「大阪周遊パス」よりも入れる施設は少なくなりますが、大阪現地での引換受け取りが必要なくスマホで購入が完結する「大阪楽遊パス」はkkdayにて発売中です。

ただし「大阪周遊パス」と異なり、大阪メトロやバスの乗り放題はついていませんのでご注意ください。ご自身で1日乗車券を購入する必要があります。

知っておくべき利用ルールとコロナ禍での注意事項

さて、そんなお得な「大阪周遊パス」なんですが、このチケットに限ってじゃありませんが、利用するにあたって注意すべきルールもありますし、知っておいた方が良いことがあります。

その上、2月末に緊急事態宣言が解除されたとはいえ、特に観光業界はコロナの影響をもろに受けています。

それにより、利用できる施設一覧に載っているのに既に廃業していたり、採算が取れないから休業を余儀なくされている施設も実はかなりあって、コロナ前と同じように利用することは残念ながら不可能です。

ですが、それでも十分に大阪観光を楽しむことができます。

いつの間にか、旅することが悪い事のような風潮が出来ていますが、旅を通じて五感を通して味わう体験は、ココロも身体も元気にしてくれます。

そういった観点では、むしろ免疫力を高めることすら期待できると僕は思っています。旅ができる人は、感染対策を万全にして旅を楽しみましょう!

利用開始のカウントはいつスタートするの?

「大阪周遊パス」には1日券と2日券がありますが、エンドは終電時間となりますので、24時間券、48時間券というわけではありません。

このパスは電車・バスまたは無料入場施設どちらかを初めて利用された時から、その日1日(2日券はその翌日まで)利用できます。

https://www.osp.osaka-info.jp/jp/guide/guide.html

コロナの影響で休業・営業時間変更がめちゃくちゃあるので必ず事前に「営業日カレンダー」で調べておく

まず、必ずチェックすべきなのが、大阪周遊パス公式サイトにある「営業日カレンダー」です。

例として、2021年3月15日(月)を調べてみましょう。

カレンダーの日付をクリックすれば、お休みもしくは営業時間変更がある施設にはマークがつくようになっており、非常に便利です。

2021年3月現在、コロナの影響を受け、土日しか営業してない施設がとても多いです。

下の画像を見ていただければわかるように、「お休み(臨時)」がずらっと並んでいるのは残念ですね…。

その上、後でも触れますが、月曜日は公共機関の休みが多いので、さらに入れない施設が増えてしまいます。

ちなみに2021年3月15日(月)だと、ホームページに掲載されている50の施設のうち、臨時休業が13施設、定休日が18施設あるので、なんと半分以下の19施設しか営業していないんですよね。

これを当日に知ると絶望的な気持ちになると思うので(苦笑)、利用する前に必ずこの「営業日カレンダー」で調べて、自分の行きたい施設が開いているかどうかのチェックをして下さいね。

なお、各施設への入場は1度のみです。

同一施設に対して、朝と晩に2回や、2日券で1日目と2日目両方入るなどの使い方は出来ません。

「大阪周遊パス」で無料入場できそうに思えるけどできない施設

ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)

よくよく冷静になって考えればわかりますが、さすがに2,800円のチケットでUSJまで無料入場というのは無理があります(笑)。

ただし、以下のスポットでは無料入場はできないものの、大阪周遊パスを見せれば割引を受けることができます。

海遊館

カード乗車券を提示し、アプリもしくはパンフレットについているクーポン券を使用すると入館料が100円割引になります。

あべのハルカス展望台(ハルカス300)

カード乗車券を提示し、アプリもしくはパンフレットについているクーポン券を使用すると入場料が10%オフになります。

ドン・キホーテ道頓堀店観覧車「えびすタワー」

カード乗車券を提示し、アプリもしくはパンフレットについているクーポン券を使用すると100円オフになります。

美術館・博物館・植物園・動物園を巡りたい人は「月曜日」と「火曜日」には使わない!

特に月曜日はお休みの施設が本当に多いです!

祝日と重なった時の場合は「営業日カレンダー」で個別に確認いただきたいのですが、特に周遊パスを使って美術館・博物館・植物園・動物園などのミュージアム系を回りたい方月曜日と火曜日を避けることを強くおすすめします。

大阪周遊パス無料入場施設で「月曜日」が定休日の施設(14施設)

  • 大阪市立科学館
  • 上方浮世絵館
  • GLION MUSEUM
  • さきしまコスモタワー展望台
  • 大阪城 西の丸庭園
  • 大阪企業家ミュージアム
  • ピースおおさか(大阪国際平和センター)
  • 咲くやこの花館
  • 天王寺動物園
  • 慶沢園
  • 大阪市立美術館
  • 大阪市立長居植物園
  • 大阪市立自然史博物館
  • 堺市博物館

大阪周遊パス無料入場施設で「火曜日」が定休日の施設(4施設)

  • 絹谷幸二 天空美術館
  • 大阪くらしの今昔館(住まいのミュージアム)
  • 堺市立町屋歴史館 清学院
  • 堺市立町屋歴史館 山口家住宅

「梅田スカイビル空中庭園」の無料入場可能時間帯に注意!

「大阪周遊パス」を使う際に気をつけなきゃいけない点の一つに、定番スポットである「梅田スカイビル」への無料入場可能時間帯に制限があるという点です。

大阪周遊パス利用では、18時まで無料入場可能です。18時以降はお金を払って入らなければいけないので、スカイビルから夜景を見たい方は気を付けてください。

ただし、18時より前に入れば閉館までは自由に滞在できるので、18時より前に入れば、夕焼けも夜景を両方楽しむことはできます!

なので、個人的には17時頃に入って、日中・夕焼け・夜景の全部を2時間半ほど滞在して楽しむのをおススメします。

大阪周遊パスガイドブックをあらかじめスマホにダウンロードしておく

「大阪周遊パス」に関しては行き当たりばったりで使うのは難しいので、ほとんどの方はあらかじめ旅行前にネットで情報収集をしていると思うのですが、毎回ネットで調べるのも面倒くさいし、移動中に紙のパンフレットもかさばりますから、事前にPDFのパンフレットをスマホにダウンロードしておくのをおススメします。

以上、「大阪周遊パス」を使うにあたって知っておくべき事をお伝えしました。これだけ頭に入っていれば、十分に使いこなせていただけると思います。

本当にお得なチケットなので、しっかり計画を立てて朝から晩まで大阪をお得に旅して下さいね!