台湾に行くと、街中でよくUFOキャッチャーを目にします。設置してあるのはゲームセンターのみならず、地下鉄の駅構内にも結構な確率でUFOキャッチャーが置いてあります。
プレイ料金は1回10元(約40円)のものが多く、日本のプレイ料金に比べても安いので僕はついつい意地になって、結果的に日本以上にお金を使ってしまうのですが(汗)、台湾のUFOキャッチャーには日本と違うルールがあるのはご存知ですか?
台湾のUFOキャッチャーの特徴をあらかじめ知っておくと、旅行中にUFOキャッチャーで遊んで景品をゲットしやすくなると思うので、ぜひ知っていただければと思います。
ほぼ9割の確率で持ち上げて→落とされる
まず、台湾で主流のUFOキャッチャーは日本で多い2本のアーム式ではなくて、3本のアームで包むように掴むタイプのものが多いです。
そして、9割以上の確率で景品を持ち上げるのですが、9割以上の確率でその場で落とされます。「お前、絶対わざとやろ!!」って突っ込みたくなるような落下っぷりなんですね…。
初めのうちは「おいおい…」って思ってたんですが、どこで遊んでもこんな感じなんで、むしろこれが普通なんじゃないか?ってある時に気がつきました。
基本的に台湾のUFOキャッチャーは、景品を掴んで運ぶものじゃないっていうのをまずは頭に入れておきましょう。(日本のUFOキャッチャーも最近はテクニカルのが多いですよね…。)
「景品をバウンドさせて穴に入れる」のが攻略の基本
では、どうするか?
僕はこれまでに4回景品をゲットしたのですが、1回だけはなぜか(!?)奥にある人形が掴んだまま落とされなかったのですが(一緒にいてた台湾人の子も驚いていました…)、他の3回はこの方法で取ってます。
実際に台湾で遊ぶと実感していただけると思うのですが、アームの「掴む→上昇」のスピードが結構速いので、そこから落とされる景品の位置エネルギーは効率的に運動エネルギーに変換されるようで、落とされた景品は、割と勢いよく弾むんです。
ですので、穴(取り出し口)付近の景品を掴み、その景品が落下した時のバウンドを利用して、景品を穴に放り込むようにしてゲットするのが台湾のUFOキャッチャーの基本攻略法なのです。
制限時間内に規定回数プレイすると必ず景品がとれる仕組みになっている
幾つかのUFOキャッチャーの中には、値段の書いた札が内側に貼ってあるものがあります。
台湾のUFOキャッチャーはアームの移動がレバー式で、制限時間内は自由に移動できるものが多いのですが、そのレバーの付近にデジタルカウンターがあり(プレイ中はタイマーになるけど、それ以外は点滅)、プレイするたびに回数がカウントされていきます。
そして、プレイ累積金額が値札の金額に達すると景品が必ず取れます!
ただし、プレイ回数をカウントしている制限時間(期間)があり、最終プレイ終了後数分で累積プレイ数のカウントがリセットされるものもあれば、そうでないのもありこれは台によります。
僕は実際にその光景を目にしたことがないので、伝聞での情報になるのですが、景品が必ず取れるといっても、店員さんに筐体を開けて取ってもらうわけではなくて、アームの力が強力になって必ず取れるようになるそうです。
日本でも「確率機」と呼ばれる種類のUFOキャッチャーやプライズマシンがありますが、要は、普段は簡単に景品が取れないように機械側で操作しているんです。
そう聞くと、それに踊らされる僕たちって…と思ってしまいます(苦笑)。
なかなか取れそうで取れない思いをすると、意地になってついついコインを突っ込んでしまうものですが、台湾の場合は金額の上限があるので、そこは日本のUFOキャッチャーよりも優しいかもしれません(笑)。