旅行の最終日。多くの方は両手にお土産の袋を持ち、スーツケースもお土産でいっぱいで重たくなっていることと思います。
最終日はチェックアウトする必要がありますから、台北駅の近くに泊まっていない限りチェックアウト後にホテルに荷物を預かってもらうこともできないので、この重たい荷物と行動を共にすることになります。
もちろん、駅などにあるコインロッカーなどを利用すれば多少は楽になりますが、できれば飛行機に預ける荷物をさっさと預けてしまって、飛行機までの時間、身軽に最終日を楽しみたい…って方に嬉しいサービスが台北駅のインタウンチェックインサービスです!
簡単にいうと、空港で行う搭乗券発行と受託手荷物を預ける手続き(チェックイン)が台北駅でできちゃうんです!
なので、後は空港に着いたら、直接保安検査場に向かうだけでOKで、しかも台北駅から空港まで重たい荷物も持って移動しなくてよいので、本当にありがたいサービスです。
ただし、利用するにあたって様々な条件がありますので、そこをしっかり予習していただきたいと思います。
台北駅インタウンチェックイン時に知っておくべき5つのこと
こちらの写真は台北駅のインタウンチェックインに掲示してあったものなのですが、僕がこれから説明しようとしていたことを1枚の図に簡潔にまとめてあります。
まずはここに書かれている5つの事に目を通してください。以下、個別に説明していきます。
台北駅インタウンチェックインが可能な航空会社
以下の航空会社がインタウンチェックインに対応しています。
【チェックインカウンターおよび全自動チェックイン機で対応】
中華航空(チャイナエアライン)・マンダリン航空
エバー航空・ユニー航空
【全自動チェックイン機のみ対応】
キャセイパシフィック航空・キャセイドラゴン航空
エアアジア系列で航空会社コードが「D7,AK,Z2,FD,DJ」の便
気を付けていただきたいのは、日本人になじみのある「日本航空(JAL)」や「全日空(ANA)」、LCCの「ピーチアビエーション」「ジェットスタージャパン」「タイガーエア台湾」「スクート」などはインタウンチェックインに対応していません。
ですので、正直なところ、日本人旅行者でこのサービスが利用できる人ってあまり多くないかもしれません。
台北駅インタウンチェックイン受付場所
桃園空港メトロ台北駅にインタウンチェックインの施設がありますが、桃園空港メトロを利用しない方でもインタウンチェックインの利用は可能です。桃園空港への移動がバスやタクシーの方でも利用できます。
香港のインタウンチェックインはエアポートエクスプレス利用者限定なので勘違いしがちですが、台湾はそうではありません。
場所は地下1階で西側(MRT北門駅寄り)にあります。
台北駅インタウンチェックイン受付時間
一番大事で知っておくべきことをはじめに書きますが、インタウンチェックインが利用できるのは、搭乗する飛行機の出発3時間前までということです。
僕が初めて利用しようと思った時はその時間制限を知らなくて、受付終了時間を10分くらい超えていたので利用できませんでした。
また、カウンターも24時間開いているわけではないので、早朝・深夜に利用しようと考えている方は以下の営業時間もチェックしておいてください。
チェックインカウンター(有人対応)での受付
エバー航空 :6:00~19:00
チャイナエアライン:6:00~18:30
セルフチェックイン・自動手荷物預け機
6:00~21:30
台北駅インタウンチェックインのやり方
インタウンチェックインの方法なのですが、帰国後に見つけた「中華航空(チャイナエアライン)」が作成したチェックイン動画が簡潔で、しかもとてもわかりやすいので、僕がひとつひとつ写真を交えて説明するよりも、動画を見ていただいた方が早いしわかりやすいので、まずは下の動画をご覧ください。
動画が見れない環境の方はホームページでのインタウンチェックインの説明をご覧ください。内容的には同じですが、可能であれば動画を見ていただいた方がいいでしょう。
なお、どの航空会社を利用する場合でも使用するチェックイン機は同じですので、手続きはこの動画のとおりにすればOKです。
その後、動画内での迷いがちなポイントを補足として僕がコメントします。では、ご覧ください。
インタウンチェックイン手続き時に注意すべき点
受託手荷物が複数ある場合
受託手荷物が複数ある場合は、動画内での荷物タグ発行を複数回する必要があります。
自動荷物預け機で「これで預ける荷物は全てですか?」と聞かれたときに「いいえ」を選んで次の荷物の預け手続きに進んでください。
自動チェックインとはいえ、スタッフの方が巡回しているので、わからなければ質問することも可能です(ただし英語か中国語でですが…)
X線通過確認のバーコードかざしをお忘れなく!
荷物を預けた後に発行されるバーコードを機械にかざし、荷物がちゃんとX線検査を通過したかを確認するのを忘れないでください。
おそらく出口に警備員の方がいらして、ちゃんと確認したかを聞かれると思いますが、慣れない手順で忘れがちになると思うので注意してください。