さて、無事出国も終えて、飛行機に搭乗!!
僕が初めて海外(台湾)一人旅に行ったときは、ピーチを利用したので、見慣れた飛行機に日本人のCAということで、正直、乗った時も、乗っている間に入国カードを配られた時でさえも「これから海外に行くんだ!」っていう実感はあまり湧きませんでした。
しかし、飛行機の高度が下がってきて、コンクリでできた屋根瓦のない家や、赤色の瓦の廟(寺院)を上空から見た時に「いよいよ本当に海外に来たんだなぁ…」って実感しました。
飛行機が到着して降りると当たり前なんですが、エスカレーターのアナウンスは中国語だし、漢字だらけの案内板やポスターを目にして「台湾に着いた!」という実感が一気に増してきました。
と同時に、ここはもう日本語が通じない環境なんだ…。入国手続きはちゃんとできるかな?など初めて海外に出れた喜びと共に、しばらくの間忘れていた不安や心配も気分の高揚と共に高まってきました。
いよいよ、人生初の海外旅行が始まります。
台湾に着いてからの手続きは実質、入国審査のみです。税関は日本の入国時とは異なり全員止められず、ほとんどの人はスルーでOKです。入国カードは飛行機の中で書くか、出発前にオンラインでお家でゆっくりと入力するのをオススメします。
入国カードは台湾へ行く前に自宅で入力するのをおススメ
飛行機が出発してから、30分後くらいに機内でCAが入国カードを配りに来ます。
入国カードは台湾到着後の入国審査時に必要な書類なので全員提出が必要です。台湾に到着してから書いても構いませんが、機内で書き終えておいた方があとあと楽です。
ところで、このカードを見たときにどの欄に何を書くべきかすぐにわかりますか?
指示は中国語だけじゃなくて、英語も併記されているものの、外国語に苦手意識のある方にとってはなかなか難しいと思います。
そんな方は台湾出発前に自宅でオンライン入国カードを入力するのをおススメします。機内で配られる入国カードが電子化されたもので、「オンライン入国カード」は内政部移民署のページから入力することができます。
入国審査時に入国カードを提出しないと、検査官がそれについて尋ねてきますが、僕はいつも「I already submit on internet」と言って、それでいつもわかってもらえます。おそらく「Online」とか「Web」とかの単語だけでも通じると思います。
では、何を記入していくのか順に見ていきましょう。ちなみに記入にあたって迷う人が多そうな部分に関して僕が赤文字でコメントを入れておいたので参考にしてみて下さい。
なお、短期の観光旅行で台湾に行くケースを想定してコメントを入れていますので、留学やビジネスで行かれる方はご自身のケースに合わせて記入をして下さい。
- 姓 Family Name
- 名 Given Name
- 中文姓名 Chinese Name(非必填Optional) ←記入不要
- 出生日期 Date of Birth (format yyyy/mm/dd) ←1990/12/01など
- 性別 Sex 男 Male 女 Female
- 國籍 Nationality ← 「Japan」を選択
- 護照號碼(大通證) Passport No.
- 航班/航名代碼 Flight/Vessel No. ←航空券に記載されている便名
(例) エバー航空777便「BR777」 ピーチ888便「MM888」 - 預計入境日 Expect Entry Date (format yyyy/mm/dd) ←台湾への入国日
- 職業 Occupation ←プルダウンより選択
- 簽證種類 Visa Type ←「免簽證 visa exempt」を選択
- 入出境證/簽證號碼 Entry Permit/Visa No. ←記入必要なし
- 旅行目的 Purpose of Visit ←sightseeing (観光) を選択
- 居住地 Home Address (非必填Optional) ←「Japan」を選択
- 來台住址或飯店名稱Residential Address or Hotel Name in Taiwan
どちらかを選択して書きますが、旅行者の場合は「Hotel Name」の方が簡単
Residential Address の場合 ←台湾で滞在する住所を書く
Hotel Nameの場合 ←台湾で滞在するホテルの所在地を選択し、ホテルの名を書く - 行動電話 Cell Phone Number(非必填Optional)
- 電子郵件 Email Address(非必填Optional)
「入国審査」では何をするのか?
入国審査自体は1分もかからないものですが、何を行うのか予め知っていれば心配を減らして臨めると思うので、ここに内容を箇条書きしておきます。
- パスポート、入国カード(オンライン申請していない場合)、航空券を提出
- 指示された通りに機械に両人差し指を置く
- カメラを見る(眼鏡を外す場合もあり)
- パスポートに「入境」のスタンプが押される
以上です!!簡単でしょ?(笑)
台湾入国時の税関申告条件
ほとんどの旅行者は台湾入国時に税関申告対象外だと思うのですが、念のために以下の条件をチェックしておきましょう。お酒やタバコ、多額の現金を持って行こうとしている人は要チェックです。
税関申告が必要な場合
台湾への持込手荷物及び物品などで税関に申告する必要が ある方(下記参照)は、レッドラインカウンターへ進み申告の上、 通関してください。
※持ち込み可能な免税範囲
- 酒:20歳以上、1リットル以内(本数制限なし)
- タバコ:1カートン(紙巻200本)もしくは葉巻25本かパイプタバコ1ポンド迄
- 現金の持ち込み制限:外貨/US$10,000(1万米ドル)以内、 または相当する外国貨幣(現金)
- 台湾ドル/NT$100,000(10万台湾元)以内
※持ち込み禁止品(一例)
すべての果実、麻薬類、ギャンブル用品、銃刀関係及び危険物、わいせつ物、生鮮食品
上記に該当しない方は、税関申告の必要はありません。