僕が想う「旅」について PR

僕と旅と台湾と ~プロローグ~

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この記事では僕が台湾に興味を持ったきっかけと、これまでの旅好き人生について簡単に振り返っています。他の記事とは異なる読み物風ですが、このブログのいわばプロローグとして書いてみたいと思います。

沖縄が好きになって、台湾に興味を持った

僕が台湾に初めて興味を持ったのは沖縄が好きになった事がきっかけだと思います。

沖縄本島から宮古、石垣、与那国と辿って行き、その先にあるのが台湾。なにか親しみを感じていました。

そして、沖縄に興味を持ったきっかけは「沖縄音楽」に興味を持ったことでした。

といっても、純粋な沖縄民謡ではなくて「ダンスダンスレボリューション」というゲームに収録されている沖縄音楽をモチーフにした楽曲です。この曲は2000年の曲だったと思いますが、今でも大好きな曲です。

そして意を決して2004年の春に、人生で初めての飛行機に乗って沖縄に行き、そこで目にしたもの触れたものにずいぶん感動したことを覚えています。

ゆいレールから見える家の形も、話されている言葉も大阪と全然違っているし、スーパーマーケットにも見たことのない食べ物が沢山!同じ日本なのに、異国情緒のある沖縄に感動しまくりでした。

また楽器屋やお土産屋さんで店員さんと話し込んだのもいい思い出です。

今はもう手元にありませんが、この時にカンカラ三線を買って、工工四(クンクンシー:楽譜)も買って、弾き語りの練習とかもしてました。その時に買ったシーサーのTシャツとアクセサリーはまだ手元にあります。

それから社会人になって、2006年の遅めのお盆休みの時に旅をしました。大阪→沖縄→北海道→神戸の4泊5日の旅です。

沖縄から北海道へのフライトで飛行機旅に目覚めた

飛行機に乗るのは2回目でしたが、那覇から札幌へのフライトは当時の自分にとっては大冒険でした!

昼には32℃の国際通りにいたのに、夜には20℃の札幌時計台の下にいるのです!

国内最長路線に乗り、しかもその時に乗ったのは747-400のクラスJだったので席も豪華で、一日でガラッと気候が変わり、45都府県を一気に超えた経験は本当に興奮ものでした。

これをきっかけにして飛行機に乗る事と、もともと各種ポイントやスタンプを貯めるのが好きな事もあってマイルを貯めることにもハマりだして、それらが両方楽しめる飛行機旅にすっかりはまって以来、僕は「旅好き」な人間になったと思います。

マイルのキャンペーンや飛行機の情報を得るために航空会社のサイトをよく見ていた僕は、台湾路線のキャンペーンを目にしました。その時のCMがこれで、「台湾いきたいわん」が頭に染みついたのです(笑)。

そして、この楽しそうな「台湾」に行ってみたいなぁとだんだん思うようになってきたのです。

しかし、台湾のガイドブックも買ってきたものの、当時の僕は今以上に怖がりで億劫で、海外に行く勇気が持てず、その上、仕事がめちゃくちゃ忙しかったのもあって、自分の頭の中から台湾に行く選択肢はすっかり消えていました。台湾のガイドブックも2008年には捨てていました。

7年の時を経て台湾行きの想いが高まる

そして7年の時を経て2014年

たまたまなんでしょうが、「TABIPPO」という団体が行っている海外旅行イベントの情報をツイッターで見つけて、それがとても面白そうだったので、メインの参加者は大学生だとわかってはいたものの、参加することにしました。

さらに、これもたまたまなのですがまたまたツイッターで「関西旅人会」という、関西の旅好きのコミュニティーが立ち上がる情報を目にして、そこの飲み会にも足を運ぶようになりました。

そこで、何人もの世界一周をした人や、海外旅行に頻繁に行っている人達の話を聞いて、久々に海外に行きたい熱が高まったものの、ここでも怖がりな自分が発動してなかなか行動には移せませんでした。

初めは旅の話を聞いているだけでしたが、次第に自分から質問をするようにもなりました。

  • 「両替はどうやってするんですか?」
  • 「言葉は通じなくてもいいんですか?」
  • 「宿とかはどうやって取ってるんですか?」

などなど、海外に行きなれている人たちにいろいろ聞いて教えてもらいました。

しかし、次第に疑問が解消していっても海外旅行への不安は一向に拭えません。そして、質問しまくって、もう人に聞くこともほとんどなくなってきた時に、海外一人旅に出るための知識は十分ストックされてきて、あとは実際に旅立つしかない段階に来たことに気づきました。

あとは旅立つかどうかだけ…。

僕にとっては初めての海外一人旅、初めての台湾一人旅は、僕の人生史上で相当な決断で大冒険でした。台湾は世界でも有数の治安のいい国ですが、それでも「初めて」というのは僕には本当に大きな壁でした。

2014年12月14日。今でもすぐに思い出せるこの日に、僕は初めて海外に行きました。

サラリーマンだったのもあり、2泊3日の短い滞在でしたが、本当に自分にとっては、忘れられない特別な体験になりました。

当時、緊張しまくっていた僕でしたが、すっかり台湾にハマってその後の3年間で12回も台湾に行くようになるなんてその時は想像もしませんでしたけどね(笑)。

僕と同じように「怖がり」な人にこそ、海外一人旅に行ってもらいたい

僕は勇気を出して台湾に行った事で、その後の人生を大きく人生を揺さぶられました。

台湾に行く度に知人が何人かでき、そのうち数人とは今でも連絡を取りあっていますし、台湾で出会った人と香港やマカオ、日本で再会したりもしました。

怖がりの僕なんで、やっぱり香港・マカオに行くときも1回目は勇気がいりましたが、台湾の宿で出会った中国の友人とマカオで再会できた時は本当に嬉しかったです。

また学校卒業後、十数年は英語に触れていなかったのに、初めての台湾一人旅で、ゲストハウスの他の宿泊客と英語で1時間ほど雑談できたことで、自分は実は最低限の英会話ができると分かったことは大きな驚きとともに、自分の知らない一面が発見された瞬間でした。

そして、もっと台湾を楽しみたくて中国語の独学も始め、また台湾や香港と日本人の僕との価値観の違いを知る事で、日本社会の歪みや、逆に気付かなかった日本の良さを見つめなおすこともできました。

台湾は日本に雰囲気が近いので、もっと衝撃を受けたいのなら東南アジアやインドの方がいいのかもしれません。

しかし、僕のような怖がりの人はそもそも海外へ行く事への心理的ハードルが高いと思うので、衝撃のインパクトよりもまずは日本から一度出てみる」ことを最重視すればいいと思います。

そして、それに最適なのが、治安が良くて日本と雰囲気の近い台湾なので、「台湾」から海外一人旅デビューをはじめませんか?というのがこのブログの最大のテーマです。

そして、僕の経験を踏まえて、海外旅行の知識がゼロの状態から、海外(台湾)一人旅を始めるために必要な知識方法はこのブログにしっかり書きました。

ですので、僕と同じように怖がりで自信のない人たちが、このブログを読んで台湾一人旅に出て、なにかしら人生を生きていく上でのいいインパクトが得られたのであれば、本当に嬉しく思います。