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台湾と香港で実際に使ってわかった「指さし会話帳」の効果的な使い方

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海外旅行に行くにあたり、多くの方は「コトバ」について不安を感じるのではないでしょうか?

  • 「英語が話せないけど、海外旅行にいけるんだろうか…」
  • 「中国語の会話集を持って行けば、なんとかなるかな?」

って、僕も初めて台湾・香港に行くときには感じてました。

そして、これらの「不安」に対する答えとしては

  • 英語が話せなくても台湾・香港旅行は可能
  • 中国語についての知識がゼロの段階では中国語会話集は全く役に立たない

です。

英会話ができなくても、中国語が話せなくても、海外旅行はできてしまう

正直なところ、2泊3日程度の旅行であれば、英語を話せなかろうが、中国語がわからなかろうが海外旅行をすることは可能です。

よくよく考えてみると、日本で生活している時に、家から電車に乗って街に出て、買い物をして食事をして家に帰るまでに会話をする必要がある時って、会計時か注文時だけじゃないですか?

ですので、その舞台が台湾や香港になっただけなので、会計時と注文時のやりとりさえなんとかなれば正直なんとかなります。日本でも一言も交わさないで会計する時ありますよね?それなら中国語がわからなくても、何も問題がないのです。

あとは必要に応じて、道の聞き方などを調べておくくらいでしょうか?そして、万一に備えて、トラブル用の会話も知っていた方がいいかもしれません。

って今は思うのですが、やっぱり初海外一人旅の時は不安だらけだったので(苦笑)、初めて台湾に行った時には「旅行英会話集」1冊と「旅の指さし会話帳」を1冊、合計2冊を持って行きました。

「英会話集」は行きの飛行機の中で読みましたが、現地で開くことはなかったです。

「指さし会話帳」は街中でよりもゲストハウスで雑談する時に活躍しました。現地での移動中にカバンにも入れていたのですが、巻末に単語集がついていたので、当時スマホを持っていなかった僕にはそれが役立ちました。

ちなみに、僕が使った英会話の本は旅を舞台にした例文が豊富な実践的な会話集です。MP3音声もダウンロードできるので、耳からも学習できてよかったです。

空港では簡単な英会話のやり取りは必要になるので、この本じゃなくてもいいので何か1冊、自分の好みに合う英会話の本で学んでおかれるとよいと思います。

事前に一通り目を通しておかないと現地では使いこなせない

さて、僕が実際に旅先で「指さし会話帳」を使ってみた感想として、この本を活用するにあたって大切な事は、旅に出る前に一通り全てのページに目を通しておくことです。

これをする目的は、どのページにどんなことが書いてあるかをあらかじめ知っておくためです。

その際に単語を覚える必要はありません。「食事については真ん中ら辺に書いてあって、乗り物は前半にあったかなぁ?」くらいでOKです。

旅の指さし会話帳には、現地での事務的なやり取りに必要になる会話から、とても詳しい料理情報、身体のパーツや動詞などの単語集から、会話を広げるきっかけになるフレーズまでものすごいボリュームの単語とイラストが掲載されています。

ですので、いざ現地で使おうとしても、あらかじめどこに何が載っているのかを把握してなきゃ探すのに時間がかかりすぎて、言いたいことを見つけられなかったということになってしまいます。実際僕がそうで、活用しきれなくて歯がゆい思いをしました。

なので、事前に全体に目を通すことが必須です。

また、出国前に読むことで、台湾や香港の文化も知れますし、特に香港編は食べ物の情報が非常に充実しているので、気になる一品をチェックしておいて、現地で指さしで頼むというのも面白いと思います!!(僕もすればよかった!)

帰国後に語学学習用としては使わない方が良い

旅の指さし会話帳には中国語にカタカナ表記での読み仮名がついているのですが、旅行中にそれを頼りに現地の人と会話を楽しもう!!という分には活用できるものの、旅から帰ってからそのカタカナを使って語学学習をするのはおススメしません。

この本は「旅行中に、指さしありきで活用する本」だと僕は思っています。

どういうことかというと、挨拶や単語を「カタカナ発音」を通じて覚えた上で会話しても全く通じなかったんです。

ただし、イラストや漢字がある状況下であれば、カタカナ発音でも相手に言いたい事をわかってもらえる率はぐっと上がるので、カタカナ発音が無意味だとは思いません。

ただし、このカタカナ発音が中国語の勉強に役立つか?と言われたらやっぱりノーで、中国語の発音には日本語にはない発音もあるので、カタカナの間違った発音で覚えてしまうと、その矯正のために後々余計な労力がかかります。

逆に、旅行中であれば、どんな会話集よりも役立つ一冊です。

語学に不安があるのであれば、千数百円のこの本をとりあえず持っていれば安心感が半端なく高まりますので、外国語に不安があるけど、現地のコトバでコミュニケーションをとりたいと思う方には非常におススメできる本です。

実は豊富な「イラスト」が女の子ウケ抜群

これは台湾と香港で実際に使用した感想なのですが、可愛いイラストのおかげでこの本を広げると特に女の子が興味津々で寄ってきます(笑)。ですので、この本を持っていれば、旅先で会話のきっかけを作るのにとても効果的です!!

英語や中国語を話せなくても、この本をペラペラめくる事で会話のきっかけが生まれ、しかも日本人は日本語を指さし、台湾人・香港人は中国語(台湾華語・広東語)を指させば、お互い意思疎通ができるので、本当に素敵なツールだと思います。

音声付きのアプリもあるのですが、街中の雑踏で音声はあまり役に立たないと思うので、現地でサッと取り出して使用できる本の方がおススメです。