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台北で気軽に絶景散歩!「仙跡岩親山歩道」 行き方と見える風景

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台北近郊で気軽に山歩きをして絶景が楽しめるスポットとして象山は有名ですが、今回ご紹介する仙跡岩親山歩道(Xiān jī yán qīn shān bùdào)は意外と穴場かもしれません。

ネットで検索しても日本語で書かれた情報をあまり見つけられませんでしたし、僕が行った時も地元で散歩している人か休みの日に遊びに来た学生しかいなかったので…。

かくいう僕も、ここを知ったのは台湾人の友人を通じてだったのですが、本当に歩いていて気持ちのいい散歩道で、象山は傾斜のきつい階段が複数個所あったのですが、こちらは初めにやや傾斜のある階段がある以外は、全般的に緩やかな道が多く、普段山歩きをしていない人でも体力的に問題なく楽しめると思います。

仙跡岩親山歩道への行き方・アクセス

最寄り駅は台北メトロ松山新店線の「景美(Jǐng měi / ジンメイ)駅」です。路線図で探すときは緑色の路線を探してください。そして、新店行き(南方向)の電車に乗れば行けます。

僕は2番出口から外に出て下の道順で行きました。最短距離ではありませんが、大通り沿いに行った方が迷わなくていいと思います。

グーグルマップはこちら

仙跡岩親山歩道から見える景色

仙跡岩親山歩道の入り口は僕が行ったところ以外にも何か所かあるのですが、景美駅が最寄のルートでは、はじめにやや傾斜のきつい階段があるものの、そのあとは急な階段もなくて舗装された坂道が基本なので、スニーカーで十分楽しめます。

こちらが入り口です。山上に廟があるからか極彩色の門になっています。

登り始めてすぐにこの階段になるのですが、これがおそらく道中で一番急な階段です。

ここ以外は基本的には坂道ばかりなので、急な階段が連続する象山親山歩道から比べれば、随分緩やかに感じました。地元の方がお散歩にくるのも納得です!

植物がいっぱいの山ですが、蛇も出るという事なので道からそれて茂みに入ったりはやめておいた方がよさそうです。

あと、この時に一緒に行った台湾の友人が地元の方と話してわかったことなのですが、実はこの山はオランダ統治時代には墓地だったそうで、写真には撮ってませんが、確かに茂みの奥にいくつもの十字架が確認できました。

登り始めて5分もしないうちに景色は開けてきます。亜熱帯らしい大きな葉の植物の間から見る都市の風景、なかなか気持ちいいです!


さらに上に進んでいくと、淡水の観音山が見えてきました。

そして、やっぱり探したくなるのが台北のランドマーク「台北101」ですが、ここからも見えますよ!この日は天気が本当によかったので気持ちよかったです。

廟に到着しました。仙跡岩はもう少し先にあるのですが、ちょっとした広場になっていてここから見る景色も美しかったです。僕も台湾の方に混じって、また台湾に来れたことを感謝しながらお参り(拝拝)しました。

「仙」人の足「跡」がついた「岩」なんですが…

出オチになっちゃうんですが、なんと岩に刻まれたものは観光地によくありがちな名前の落書きだったんですよね…。一応、足跡らしきものを探しはしたんですが、ちょっとこれはどうなん…って期待したぶんがっかりしましたね(笑)。

なので、仙人の足跡を見るのを目的で登るのはやめた方がいいです(苦笑)。でも、道中の大自然と絶景は本当に気持ちがいいので、台北に来たら来る価値のある、しかも難易度が低くて気軽に行ける山歩きコースです。

そして、山歩きの途中では結構な確率でリスに出会うと思います!

茂みの中でカサカサって音がしたら、よく観察してみて下さい。とても可愛いので是非見つけてあげて下さいね。