2019年はタピオカブームで、街中にはタピオカ屋が溢れましたが、その時は今から思えば日本人が片手間でやっていた「パチモン」も沢山混じっており、そういう店はブームが去ると共に淘汰され、台湾から出店している店や、台湾人が経営しているような本格的な店のみが2021年の今も営業しているイメージがあります。
コロナ禍で海外旅行に行けなくなったのもあるのか、日本国内のアジアブームはむしろ高まっているような気がして、6月末に開催された名古屋タカシマヤのアジアフェアも平日なのにとても賑わっていましたし、東京と横浜で開催された「台湾祭」も盛況だったようです。
「タビネクスト」は元々、台湾旅行ブログなので台湾グルメをいろいろ紹介してきましたが、まだ紹介していなかったのが「台湾ビール」で、しかもここ数年で街中で気軽に買えるようになってきました。
全国のローソンでも、台湾ビールの「ハチミツ味」が5月に発売され、近々「紅茶味」が期間限定で発売されますが、本日は通年で買える「台湾ビール」のフルーツフレーバーのうちの一つ「マンゴー味(台湾マンゴービール)」についてご紹介します。
台湾ビールについて
台湾ビールといえば、緑色の缶でお馴染みの台湾を代表するビールブランドだと思います。
日本でもそうですが、本州から九州で作られる「エビスビール」や「プレミアムモルツ」等は麦芽とホップだけの濃厚な味に対し、沖縄を代表する「オリオンビール」は米やコーンなどを使用し、さらっとした軽い飲み口になっています。
「台湾ビール」はそのオリオンビールよりもさらに軽い飲み口で、いわゆる「ビールの苦み」はほとんどありません。
香港のビールを飲んだ時にも感じたのですが、どうやら熱帯地域のビールは軽い味わいが好まれるようです。
台湾旅行の際に各国から来た旅行者と話して気づいたのですが、台湾ビールは欧米の旅行者からの人気があまりなかったです。どうも味が薄く感じるようで、彼らは台湾製造でない輸入ビールを買っているのが印象的でした。
台湾ビールマンゴー味(台湾マンゴービール)の概要
その「台湾ビール」なのですが、フルーツフレーバーも沢山出ており、これまでにマンゴー、パイナップル、ライチ、ブドウなどが発売されていますが、旅行者にもポピュラーなのは「マンゴー」と「パイナップル」だと思います。
こちらが台湾マンゴービールなのですが、オレンジ色の缶とマンゴーのイラストが南国気分を高めてくれます!
マンゴー果汁が5%入っており、アルコールは2.8%と低めなのも特徴です。
原材料を見ると、果糖ぶどう糖液糖が一番上に来ていて、さながらジュースのような原材料ですが、しっかり麦芽、米、ホップも使われております。
台湾ビールマンゴー味(台湾マンゴービール)の味の特徴・レビュー
台湾旅行中にも幾度となく「台湾マンゴービール」を飲んでいますが、味を人に伝えるという目的を持って飲んだのは初めてです。僕なりに味の感想や特徴についてお伝えしたいと思います。
まず、「香り」なんですが、香水っぽく例えると、トップノートにマンゴー、ミドルノートにビールがある感じ。パッと嗅いだ時はマンゴー香料の方が先にくるけど、よくよく嗅げば奥にビールの匂いも感じます。
口に含んだ瞬間は砂糖入りの果物ジュース感で、お酒っぽさはあまり感じられない。その後、口全体に広げてみると、苦みのない薄い発泡酒を飲んでいる感じ。
ものすごくさらっとしていて、ビール感もあまりないので、夏の暑い日なんてごくごく飲めるんですが(実際僕も1缶を2~3分で飲んだ)、そこはしっかりお酒なんで、缶が空になったら頃にはちゃんと酔っているという感じです(笑)。
なので、お酒に弱い方はペース配分や飲む量に気をつけて下さい!予想以上に酔いが来る可能性があります。
日本(大阪)で気軽に台湾ビールが買える場所
全国的に見てどうかわからないのですが、僕がよく出歩く大阪ミナミには中国人が沢山住んでいるので、中国の食料を取り扱っている中華物産店が僕が知ってるだけで7,8件はあります。
台湾の食材を扱っているお店はほぼないのですが、飲み物コーナーに「台湾ビール」と「黒松沙士(台湾コーラ)」を置いている店は結構あります。
ただ、店主が中国人で日本人の利用者がほぼいないことや、狭い間口で入りづらいお店も多いので、海外経験のない日本人でも気軽に入れるお店2か所をご紹介します。
神農生活 近鉄百貨店あべのハルカス本店
日本一台湾フードと雑貨の取り扱いがあると言っても過言ではない、あべのハルカス近鉄百貨店10階にある「神農生活」。
もちろん、台湾ビール各種も取り扱っています!
写真のように冷えた台湾ビールも取り扱っていますので、神農生活の奥から行ける、ウィング館の屋上庭園で、信貴生駒山系を見ながらゆったりビールを、屋外で楽しむのも素敵で贅沢な時間の過ごし方ですよ。
ラオックス(Laox)道頓堀店
コロナ前までは爆買中国人のためのお店だったラオックスも、道頓堀店はコロナ禍で商品ラインナップを一新し、日本人のための海外フード・雑貨ショップに生まれ変わっています。
先日行ったのですが、特に韓国アイテム・フードの充実は凄くて、台湾の食べ物や飲み物も、2021年初とは比較にならないくらい充実していて、その他にも中国やベトナムなどの食材もあり、明るくてオシャレな雰囲気もあって、立地も良くホント気軽に入れるのでおススメです。
2021年7月31日までは、お店のインスタをフォローすると台湾マンゴービールが3缶まで100円で買える太っ腹キャンペーンもしてますので、台湾マンゴービールを試してみたい方にはまたとないチャンスですよ!