台湾夜市グルメ紹介14回目ということで、今日は「麺線」をご紹介します!
そして、台湾のガイドブックに必ず紹介されている西門町の有名店「阿宗麺線」についても併せて紹介しようと思います。
ちなみに、僕は台湾でこの「麺線」を食べると、いつも日本を思い出してちょっと旅先でノスタルジックな気分になります。その理由は何故なのか?も説明したいと思います。
「麺線」の中国語発音・カタカタ読み方
日本語では「めんせん」と読めますが、中国語では「Miàn xiàn ミェンシェン」と発音します。
「麺線」ってどんな食べ物?
こちらが「麺線」なのですが、日本でいうところの「にゅうめん(温かいそうめん)」をイメージしていただければいいと思います。
スープはカツオベースのものが多く、冒頭で「麺線を食べると日本を思い出す」と書いたのですが、その大きな理由は、日本人になじみがある「カツオだし」を使用していることにあると思います。
そして、具材は「大腸(豚のモツ)」か「牡蠣(カキ)」が主流です。メニュー名としては
- 大腸麺線(Dàcháng miàn xiàn ダーチャンミェンシェン)
- 蚵仔麺線(Hézǐ miàn xiàn おーあーミェンシェン)
※「蚵仔」は中国語読みの「フゥズ」ではなく、台湾語読みの「おーあー」で読む方が一般的です。
となります。
通常、パクチーも入っているので、苦手な方は「不要香菜(ブーヤオシャンツァイ)」を注文時に一緒に言うことをお忘れなく!
西門町の大人気店「阿宗麺線」
台湾旅行のガイドブックに必ず載っている西門町の「阿宗麺線(Ā zōng miàn xiàn アーゾンミェンシェン)」
特に休日だと40人~50人くらいの行列ができていることがあると思います。そこまで並んで食べる価値があるかと言われたら、僕はNOと答えますが(苦笑)、空いていたら寄りたくなるお店で、西門町に行った時は結構な頻度で立ち寄ります。
ちなみに中国語で「阿~」というのは、日本語で言う「~さん」という意味で、「阿宗麺線」の意味は「宗さんの麺線」っていう意味で、日本語で言うところの「ケンちゃんラーメン」みたいなノリです。
上の写真はかなり空いている方ですが、お店だけど椅子とかもそんなに用意していないので、みなさん立ったままや地べたに座ってレンゲを使って麺線を食べています。(箸は用意されておりません。)
ここの麺線は大腸麺線のみで、サイズを大碗(Dà wǎn ダーワン)と小碗(Xiǎo wǎnシャオワン)の2種類から選びます。
下の写真では50元と65元ですが、僕の感覚上、台北の食べ物はだいたい1年に5元づつくらい値上がりしているので、2019年の今は値上がりしている可能性があります。
基本的には観光客が多いお店です。地元の人の支持があるのかどうかはいまいちわかんないんですが、繁華街にあるので相場としてはやや高めです。
味はというと、先ほども書いたようにカツオベースの出汁の優しい味わいがありつつも、そパクチーも入っていて味はしっかりエスニックになっています。ただ、具材の大腸の下処理が日によってばらつきがあるので、結構臭みを感じる時もあるので、その辺の当たりハズレはあるのかもしれません…。