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Peach(ピーチ)を例にLCCの運賃を解説 セール価格は実質いくら?

日本で飛行機に乗ろうとしたら、10年ほど前はJALかANAしか選択肢がない状態でしたが、格安航空会社(LCC)が出来たことによって、東京~大阪間の新幹線並みの運賃で海外に行ける時代になりました。

特に韓国、台湾、香港には国内外のLCCが就航していて本当に気軽に行けます。

しかし、LCCはJALやANAのようなフルサービスキャリア(FSC)とは異なり、様々なサービスを選択制にすることによって安い運賃を実現させています。

ですので、座席を指定するのも、キャリーバッグを預けるのも、機内で飲み物を飲むのもすべて追加料金になりますし、セール運賃だとキャンセル時に基本的に返金はありません。

そのため、JALやANAの感覚でLCCを利用しようとすると、あとあと「こんなはずじゃなかった…」ってなりがちなので、LCCの特性を理解した上で利用する必要があります。今回はLCCの運賃の仕組みをお伝えしようと思います。

「運賃+諸税・空港使用料+支払手数料」が最低必要な料金

LCCは座席指定も預け荷物も機内食もすべて別料金です。

最安値で購入したいのであれば、荷物は機内持ち込み(7kg~10kg以下:航空会社により異なる)のみで、座席指定なし、機内食なしでの購入となります。

支払手数料は必ず必要になりますが、諸税・空港使用料は地方空港を利用すれば節約可能です!

LCC航空券を「セール価格」で購入したときの明細を解説

ホームページやメルマガに出ているセール価格は片道3690円なので、往復7380円だったのですが、座席指定をしたので追加で1700円必要になり、そこに税金やら支払手数料などが加算されていって、最終的には15240円になりました。

セールの広告で見た価格よりも、最終的には倍近い値段になっているので、なんか割高だな…って感じてしまうんですが、15240円というのは新大阪から博多までの新幹線の片道正規料金が14480円とほぼ同じです。

新幹線の片道の値段で香港に往復で行けるんですから、やっぱり10年前くらいには考えられないような値段で海外に行く事がLCCによって可能になっています。


手数料は公式ページで詳しく書かれている

さて、実際に支払う金額はセールの広告で表示されている金額よりも多くなることは理解していただけたと思うのですが、どのサービスを追加すれば、どれだけ金額がかかるかは各航空会社のホームページに詳しく書かれています。例えばピーチであればこちらのページに書かれています。

台湾・香港線で必要になる項目を見ていきましょう。

Peachには座席指定や受託手荷物がセットになった運賃プランもありますが、ここでは予約変更や取り消しができないけど最安値で行ける「シンプルピーチ」を利用を例に見ていきます。

支払手数料は片道当たりの金額です。僕が2017年10月に予約した時は440円でしたが、現在は540円に値上がりしたようです。往復1予約あたり1080円が必要となります。

座席指定には片道ごとに600円から2200円かかります。

ピーチの場合は、後方座席や3列の中央席は安く、窓側や通路側、前方の座席の料金が高くなります。

受託手荷物は片道ごとに1個2800円です。

受託手荷物と座席指定を合わせると6800円になります。

この金額を加算していくと、時期によってはエバー航空などのFSCの方が総計の料金が安くなることがあります。特に、お土産をたくさん買う予定がありキャリーバッグを持っていくのであれば必ずLCCとFSCの価格比較はすべきです。

セール時期じゃない時に予約するのであれば、「スカイスキャナー」等の航空運賃比較サイトでかならずLCCとFSCの運賃を比較しましょう。僕も必ずやっています。

スカイスキャナーでLCCとFSCの運賃比較をしたい方はこちらから。

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諸税・空港使用料をチェックして価格を抑えることもできる

今回の場合だと、香港を出国する時に必要な諸税・空港使用料合計3740円を払わないわけには行きませんが、日本を出国する時の諸税・空港使用料は空港を選ぶことによって節約可能です。

Peachは関西空港第2ターミナルを使用しているので、第1ターミナルを使用している航空会社よりも諸税・空港使用料が安くついています。

ちなみに第1ターミナルだと合計3040円で、第2ターミナルは1540円ですから、同じ関空発でも使用ターミナルが変われば1500円運賃が異なります。

また、岡山空港などの地方空港ではこの諸税・空港使用料が必要ありません。

現在は東京・大阪・名古屋・福岡以外の空港でも台湾便や香港便がありますので、地方空港を活用して旅費を安くするということは可能なんです!