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「空調服(ファン付きウェア)」で夏の街中を快適に!熱中症予防・暑さ対策に

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数年前くらいから台湾を旅行している時に、首掛け式や手持ち式の小さな扇風機を目にするようになり、しかもそれを持っている人はほぼ100%韓国人だったので、漠然と「韓国で小さな扇風機が流行っているのかな?」って思い少し調べてみました。

すると、2017年あたりから流行り始めたようで、「BTS」や「TWICE」などの芸能人も使っていたり、公式グッズとして発売するなどしており、日本でも韓国好きやK-POP好きな人の間ではポピュラーな品物だそうです。

この「ミニ扇風機」は韓国発のものですが、実は日本発祥の「着る扇風機」があるのをご存知ですか?

この「着る扇風機」、元々は工場や屋外などのクーラーを設置できない暑い過酷な環境の中で、労働者を熱中症から守るために開発された商品なのですが、近年、山登りやサイクリング、ゴルフなど夏場のレジャー時に涼しく過ごすためのアイテムとして注目され始めています。そして、2021年現在、街中でも着ている方を見かけることが増えてきました。

開発したのは日本人で、まさに「クールジャパン」な品物です。日本発祥の「空調服」を着て、あなたも「令和最初の夏」を涼しく快適に過ごしてみませんか?

「お風呂上がりの扇風機のあの涼しさ」が街中で味わえるのが「空調服」

先程、「着る扇風機」ってご紹介しましたが、一般的には「空調服」と呼ばれているもので、工場や屋外の熱い環境下での現場作業に従事している方にはなじみあるものです。

空調服に関する詳細な説明はこちらのページに詳しくありますが、一部抜粋して概要をご紹介したいと思います。

ファンから取り入れた空気を身体とユニフォームの間に流して、汗が蒸発する時の気化熱で身体を冷やして、涼しく快適な環境を作ります。

夏場でも、エアコンで室温を大幅に下げる必要がないため、省エネ効果はもちろん、熱中症や冷房病の防止も期待できます。

「携帯扇風機」は、小さな扇風機を顔や首に向けて風を送って「顔周り」を涼しくするものですが、「空調服」は背面の腰あたりにある2台のファンが空気を取り込み、首および袖口へ向けて風を流すしくみで、背中だけではなく腹部やワキの辺りも冷やせます。

感覚としては夏場のお風呂上りに、扇風機を「強」でつけて扇風機に顔から風を浴びて「あ~涼しい!」って感じるあの感覚です。

僕が試着したのはとある展示会の会場だったのですが、多くの人の熱気で3月なのに熱さすら感じる会場の中なのに、空調服を着たら涼しいを通り越して寒いと感じました。

寒さを感じた理由は風量をMAXにしていたからなのですが(笑)、本当に街中で扇風機の風を顔から浴びるくらいの涼しさを得られるのがこの「空調服」で、まさに「着る扇風機」って感じのモノなのです。

空調服は「工事現場」だけのものじゃない!スポーツシーンに取り入れる人が増えています

作業着の「ワークマン」が展開する、低価格で高機能なウェアを取り扱う「ワークマンプラス」が2019年は大ヒットしています。

働くプロの過酷な使用環境に耐える品質と高機能をもつ製品を、値札を見ないでお買い上げいただける安心の低価格で届けたい」という方針が受けて、新しくオープンした店舗には常に長蛇の列があります。

「高機能の現場の商品を普段使いする」流れに乗ってきそうなのがまさに「空調服」です。

クーラーが使えない過酷な暑い環境下で、身体を冷却する機能の有用性はすでに現場に多数導入されていることで証明済みです。

その機能はそのままに、工場や工事現場で着るような「いかにも作業着」っていうデザインじゃないものが年々増えてきているので、この夏あたり、一般ユーザーにも認知されはじめるんじゃないか?っていうのが僕の予想です。

「空調服」を街中でカジュアルな服と合わせるとこんな感じ

これは実際に僕が空調服を着た時の写真です。僕は身長162cmでウエスト73cmと、男性としては比較的小柄な体型です。

普段着ている服のサイズはSサイズで、この時に着用している空調服はLサイズになります。

普段サイズよりも2サイズ大きい空調服を着ている事に加え、風でウェアが膨らんでいるので、お腹あたりが中年太りしてるように見えますが、そこは機能上仕方のないことです。

でも、考えようによっては、たるんだお腹周りを隠すのに「空調服」はいいかもしれません(笑)

メイクしていない顔をマスクで隠すのと同じ発想ですね。夏場のマスクは暑いですが、こちらは体型を隠せる上、むしろ涼しく快適に過ごせます。

背面からの写真。腰の辺りにファンが2つあり(写真では片側のみ)、腰から首に向かって流れる風で衣服が膨らんでいるのがお分かりいただけると思います。

サイズ選びの際にはご自身の体型と、空調服のサイズをしっかり調べた上で選んでいただくことになりますが、衣服と空調服の間で風の通りがないと身体を冷やせませんから、空調服はジャストサイズで着るものではなく、一般的には普段着る服の1サイズ上を選ぶと良いと言われています。

空調服のラインナップはベスト、半袖、長袖と豊富

僕が試着したのはベストですが、夏場に紫外線対策や日よけをしたいのなら長袖もおススメです。空調服は全体が膨らみますから、腕周りの動きに影響を与えたくないのなら、長そでよりもベストの方がよいと思います。

こちらの写真にあるようにカラーバリエーションも豊富で、街歩きから釣り、キャンプ、サイクリングなど「熱いけれどクーラーが使えない所」で活躍すると思います。

夏のスポーツ・レジャーの熱中症対策に空調服は特におススメ

ここ数年、猛暑というか酷暑で、熱中症で倒れる、搬送されるというニュースを耳にすることが多くなりました。

水分補給、塩分の補給や日差しを避けるなど対策はいろいろありますが、「空調服」も熱中症を防ぐための一つの手段になると思います。

空調服だけで万全!とまでは言えませんが、身体の冷却効果は非常に高い手段ではあるので、夏の暑さに困っている方には是非知っていただきたいツールの一つです。

ちなみに「空調服」の価格ってどのくらい?

ここまで「空調服」の機能や、私服に合わせた時の例などをご紹介してきたのですが、

「いくらええもんって分かってても、値段高かったら買われへんわな…」

って思うのが本音でしょう。

ですので、最後に空調服の価格について触れておきたいと思います。

例えば、2019年の最新の空調服を取り扱っているお店では、13,000円から20,000円くらいが相場のようです。

例えばこちらの商品は、見た目がとてもスポーティーなので、サイクリングや釣り、トレッキングなどのアウトドアにも最適です。

しかも、長袖だから紫外線防御・日焼け対策にもなります。その上、空調服なので長袖なのにむしろ涼しいんです。

この他にもたくさんのラインナップ、カラーバリエーションがありますので、皆さんの好みや求める機能性にあった一着を是非見つけていただければと思います。

ワークマンプラスのように、現場作業でのノウハウが一般のスポーツやレジャーシーンに活用されるのは今年のトレンドだと思います。

是非、最先端の熱中症対策に空調服を皆様の生活にも取り入れてみて下さいね。