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台湾旅行時に持ち込み・持ち出し申請が必要な現金(日本円・米ドル・台湾ドル)の金額は?

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海外旅行の楽しみの一つがショッピング!

今では現金を持ち歩かなくてもクレジットカードで買い物をする方が主流だと思うのですが、夜市の屋台や地方だと現金しか使えないのは日本も台湾も同じだと思います。

そこで気になるのが「申告なしで海外に持っていけるお金の金額」です。

税関への申告なしで日本円を1,000万円近く持ち出そうとして、その方は全額没収されたというニュースを数年前くらいに聞いたことがあります。

そういったことにならないように、ここでしっかりと「出入国の際に持ち出せる現金の限度額」を知っておきましょう。日本・台湾のそれぞれの出入国、合計4パターンについて紹介します。

日本から出国する際に持ち出せる現金

日本円 合算して100万日本円未満
アメリカドルなどの外貨
台湾ドル

日本税関の出国申告に関するページはこちら

日本から出国する際に、申告なしで持ち出せる現金は「合算して100万日本円未満」です。

米ドル、ユーロなど海外に持っていきたい複数の通貨を合算して、日本円換算で100万円を超えなきゃOKです。

僕のような貧乏旅行をする人間には無縁の制限なんですが(苦笑)、おそらくほとんどの観光客には関係のない制限だと思います。

ただし、留学やワーホリ、出張などで長期滞在する際には100万円以上の現金は必要になってくると思うので、その際にはしっかり申告をしましょう。もし違反すると全額没収になるので、くれぐれも申告はお忘れなく!

台湾に入国する際に持ち込める現金

日本円 合算して1万米ドル未満
人民元を除く米ドルなどの外貨
台湾ドル 10万台湾ドルまで
人民元 2万人民元まで

桃園国際空港の入国申告に関するページはこちら

台湾入国時に持ち込める外貨は1万米ドル(2019年10月時点で約107万円)ですので、

日本の持ち出し制限(100万円)< 台湾の持ち込み制限(107万円)

だから日本出国時の制限をクリアしていれば問題ないか…って思いがちですが、注意しなければいけないのは、台湾ドルと中国人民元に関しては、上限が個別に設定されている点です。

旅行者が携帯する台湾元は10万元まで。

制限以上の台湾元を携帯する場合、税関への申告が必要ですが、限度額を超える部分は既に申告しても持ち出しが禁止されます。

無申告の場合は、台湾元10万元を超える部分が没収され、虚偽の申告をした場合は、申告額を超える部分が没収されます。

ですので、日本から持ち出し時の合計100万円未満の現金の中に、台湾ドルが約35万円以上含まれていた場合はアウトとなります。

台湾元を日本から持ち出す場合は10万元(約35万円)が最大持ち出し可能金額だということは覚えておいてください。

台湾から出国する際に持ち出せる現金

日本円 合算して1万米ドル未満
人民元を除く米ドルなどの外貨
台湾ドル 10万元まで
人民元 2万元まで

桃園国際空港の出国申告に関するページはこちら

条件は台湾入国時と同じになります。台湾ドルが使いきれなくて、日本に持ち帰る時には10万台湾ドルをオーバーして持ち出してはいけないという事を覚えておきましょう。

ちなみに、この制限が観光客に関係するケースの例として、滅多に無いでしょうが台湾のレシート宝くじで高額当選した場合が挙げられます。

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僕は毎回このことを心配して、毎回取り越し苦労になってしまうのですが(苦笑)、もし高額当選した際には、税金を引かれてもおそらく10万台湾ドル以上の当選金になると思うのですが、これだけの金額の台湾ドルを日本へ持ち出すことはできません。

ただし外貨の場合は100万米ドルまでは持ち出せるので、当選した台湾ドルを日本円に両替すれば当選金を日本へ持ち帰ることができます!これ、実践したいなぁ…。

日本に入国する際に持ち込める現金

日本円 合算して100万日本円未満
アメリカドルなどの外貨
台湾ドル

日本税関の入国申告に関するページはこちら

こちらも日本出国時と同じです。

台湾旅行時に特に意識しなきゃいけないのは、台湾ドルの持ち出し・持ち込みには約35万円の上限があるということと、100万円を超える日本円を持っていきたい場合には申請が必要だという事です。

これさえ覚えておけば、旅行者的には問題ないでしょう。