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台湾夜市グルメ紹介(8)台湾おにぎり「飯糰」 読み方と特徴・おススメ店

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2019年9月のタビネクストは「毎日台湾夜市グルメ!」

8回目の今日は「飯糰」です。これは「台湾風おにぎり」って紹介されることが多いんですが、我々が「おにぎり」と聞いて想像する食べ物とは形状から具材まで随分異なります。

一方で、台湾にも日本と同じ「おにぎり」はあるのですが、おそらく見かけるのはコンビニのみかなと思います。

「飯糰」の中国語発音・カタカタ読み方・英語表記

「飯糰」の中国語読みは「Fàntuán ファントゥアン」です。

英語ではまんま「Rice ball」となります。

台湾式おにぎり「飯糰」ってどんな食べ物?

「具材をご飯で包む」という点ではまさに「おにぎり」なんですが、我々日本人が親しんでいる「おにぎり」と大きく違う点としては

  • 使用する米がもち米(食感がおこわや赤飯に近い)
  • 形は「俵型」(径は太巻きよりも大きい)
  • 具材に「揚げパン(油條)」が入ることが多い

あたりでしょうか?

ちなみに油條(Yóutiáo ヨウティアオ)」という食べ物は、写真のように朝ごはんに豆乳と一緒に食べるイメージが強い食べ物だと思うのですが、ほとんどの「飯糰」には具材として使われていると思います。

そして、もう一つの定番具材は肉鬆(Ròusōng ロウソン)」で、いわゆる「でんぶ、フレーク」です。

日本では「でんぶ」と聞くと、チラシ寿司や巻きずしに入っている魚のでんぶのイメージがあると思いますが、台湾では基本「豚肉フレーク」で、台湾のコンビニおにぎりでは日本で言うところの昆布やおかか並みに定番の味なんです。

これらの具材をもち米でくるむので、ご覧の通りボリューム満点で、しかもお米のモチモチ感と油條のサクサク感、辛めの味付けの菜っ葉と甘い肉鬆など、いろんな食感や味が一度に楽しめる、まさに台湾にしかない味のおにぎりなんです。

「飯糰」おススメのお店

寧夏夜市の「慈音古早味阿婆飯糰」

僕は台湾旅行前にガイドブックで「飯糰」の存在を知って、たまたま寧夏夜市を歩いている時にここのお店を目にして、6~7人ほど並んでいたので「まぁ美味しいんだろう」となんとなく自分も並んでみたのが初めて行ったきっかけなんですが、翌日に通りがかった時には30人近くの行列ができていてびっくりしました。

その後も、基本的にはいつも30人~40人の行列ができると知ったのですが、僕は、まだそこまで混んでいなかった4年前に2回食べたきりで、近年は寧夏夜市に行っても、行列がえぐぐて諦めるか、売り切れて買えないかのどちらかで長らく口にできておりません…。

これは台湾のお店全般に言えることですが、この飯糰も作り置きはしないで、注文を受けてから握りはじめるんです。なので、いつでもアツアツを楽しめるんです!

また、小さな屋台なので天気によっては開店を見送ることも多いようです。

もしこのお店に行かれる方は、お店のフェイスブックページに休業情報を載せているので、行かれる前に一度チェックされると良いと思います。