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業務スーパーの台湾葱パイ「葱抓餅」 焼き方と美味しく作るコツ 台湾夜市グルメを自宅で!

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2020年に入ってからは「新型コロナウイルス」によって、皆さん何らかの制約を受けながら、ウイルスに関して大なり小なりの心配をしながら毎日過ごされていると思います。

クルーズ船から下船した「陰性」の旅客を、他の国では下船後14日間隔離しているにも関わらず、日本政府は公共交通機関で帰す対応をし、それは世界中の人に驚き(というか呆れ)を与えました。

現在、台湾では日本人のタクシー乗車拒否や宿泊拒否なども起こっており、我々日本人、日本に対する世界からの信用はこの一件で地に落ちてしまいました。さらに、3月19日からは日本からの渡航者は14日間の隔離をされますので、もう台湾へ旅行に行く事もできません。

ウイルスが終息しても台湾旅行へ行くのに、なんか肩身が狭いというか、申し訳ないというかそんな悲しい気持ちにもなるのですが、そうやって悲しい気持ちになっている台湾好きの日本人の方は多いと思います。

そんな僕を含めた「台湾ロス」な人たちに向けて、今の時期にお家で台湾気分を味わう方法を数回に渡ってご紹介しようと思います。

業務スーパーの「葱抓餅(薄焼き餅)」

「葱抓餅(ツォンジュアビン)」といえば、台湾夜市や屋台グルメとして近年知名度も上がってきており、日本人が多く訪れる東門(永康街)にある「天津葱抓餅」は台湾人の間でも人気のあるお店で、当ブログでも過去に紹介、メニュー解説をしたことがあります。

さて、このパンのような、ナンのような、外側はクロワッサンみたいにカリカリサクサクで、中はもっちりした食べ物を、なんと日本に居ながらにして気軽に楽しめる方法があるんです!

台湾産の食べ物を通販で取り寄せるのもいいのですが、今日ご紹介するのは、全国展開している「業務スーパー」で売っているものなので、会社帰りとかでも気軽に買うことができるものです。

業務スーパーといえば、安くてボリュームのある食材を扱っているイメージがありますが、実は外国から冷凍食品を直輸入しており、業務スーパーの「葱抓餅」は台湾から直輸入したものなんです!本格的ですよね。

日本語の商品名として「薄焼き餅(ビン)」という名前になっているのですが、なぜか「餅」だけ中国語読みなんです(笑)。「台湾風ねぎピザ」「葱パイ」とか、なかなか日本に近い食べ物がないので和訳は皆さん苦労されてるようです。

価格は5枚入りで360円(税別)で、1枚当たり72円。台湾の屋台で食べると25元(約60円)なので、調理の手間はいるものの現地並み価格で食べる事ができます!

味は「プレーン」と「ほうれん草味」の2種類

味は2種類あります。それぞれの成分表(袋のウラ)をご紹介しましょう。

プレーン

ほうれん草味

業務スーパー「葱抓餅」の焼き方

焼き方については袋のウラにも書いてあるのですが、ざっくりすぎてよくわかんないという方もいらっしゃるでしょう。

焼き方の全体的な流れを理解する上で、こちらの動画が非常に参考になりましたので、皆さんも時間があれば一度見られると良いと思います。

その上で、大まかな焼き方の流れを写真で説明します。

こんな感じの薄くてカチカチの葱抓餅が5枚入っています。解凍する必要はありません。

片面を焼き終えた様子。反対側は割と早めに火が通るので焦げ過ぎに注意!

ヘラと箸を使って、両端から真ん中に向けて紙をくしゃくしゃってする感じに押し込み(伝わっているかどうか不安ですが(苦笑))、それを回転しながらいろんな方向からやると、写真のように蚊取り線香状の切れ目が浮き上がってきて、全体がふっくらしてきます。

出来上がりはこちら!

冗談抜きで東門で食べ歩きした時の情景が頭に浮かびました!そのくらい台湾で食べるのと同じ味なので、これがあればコロナ終息までなんとか気持ちも持ちそうです(笑)

ただ、僕は初めはオーブントースターで焼いて、最後のくしゃくしゃもせずに食べてたのですが、それはハッキリ言って台湾の「葱抓餅」とは別物の、でも味は美味しい「何か塩味の効いたパイっぽい食べ物」でしかありません。

この冷凍「葱抓餅」を、台湾現地レベルの美味しさで焼くにはちょっとしたコツが必要で、僕はもう10回近く食べてますので、その過程で見つけた僕なりの「美味しく焼くポイント」を2つご紹介します。

業務スーパー「葱抓餅」を美味しく焼くコツ

フライパン(鉄板)を十分に予熱してから焼く

まずはじめのポイントは「鉄板の予熱を十分にしておく」ということです。水をいれたら瞬時に蒸発するくらいアツアツなのがベストです。

なぜこれをしなきゃいけないかというと、熱い状態から焼かないと生地がふっくらしないんです。

複数枚焼いた時に、必ず1枚目よりもその後に焼いたやつの方がふっくら焼けて美味しいことに気づいたので、1枚目を焼く時も、2枚目以降と同じくらい鉄板が熱くないと美味しく焼けません。

最後に抓る(くしゃくしゃにする)時も火を入れておく

先程ご紹介したように、ラストにくしゃくしゃにするときに鉄板の火を止めてもいいのですが、火をつけたままやった方が、表面がいい感じにこんがりして食感がよくなります。

なお、その際に片面だけでなく、ひっくり返してからくしゃくしゃにするのもポイントです。ちなみに僕は表→ウラ→表→ウラと4回仕上げにくしゃくしゃにしてます。

表面のパリパリ感となかのふっくら感のコントラストがある方が、より台湾屋台で食べる味に近くなると思います。

業務スーパー「葱抓餅」は通販で買えるの?

業務スーパーは大手なので、自社の通販サイトでも持っているのだろうと思ったのですが、通販サイトはなく、楽天やアマゾンのようなショッピングサイトにも出店はしていないようです。

他のメーカーが作った冷凍葱抓餅は売っているのですが、美味しいかどうかの保証は出来かねるので、是非皆さんお近くの業務スーパーに行っていただければと思います。