これまで台湾・香港の旅情報を中心にしてきた当ブログなのですが、台湾に年数回通うようになるまでは九州・沖縄を中心に僕は旅をしていました。
特に沖縄は毎年2回は行ってて(近年は年1回ですが…)沖縄方言をCDを買って学んだり、三線を引いたりと、まさに「沖縄病」になっていました(笑)。今、セブンイレブンで沖縄フェアをやっていますが、やっぱりオリオンビールも買っちゃうし、未だに沖縄好きは健在です。
今回取り上げる「与論島」は「鹿児島県大島郡与論町」とあるように鹿児島県なのですが、位置的には、晴れた日には沖縄本島最北端の辺戸岬が見えるほど沖縄に近く、与論島に行くには那覇空港経由で行く方が便利だと思います。
飛行機だと与論島までは30分くらいで、日本エアコミューターのみの就航となっています。ちなみに僕は那覇港からフェリーで行きました。片道5時間くらいだったと思います(笑)。お金は飛行機の半額以下ですが、時間がかかります!!でも海を見ながらのんびり行くのも全然悪くないです。
僕が与論島に行ったのは2008年の事なのですが、梅雨明けの時期に行ったので本当に青空が美しく、さらに百合が浜に向かうまでの海の色もコーラルブルーで美しく、海に浮かぶ白い砂浜、そして大空に湧き上がる入道雲とが折りなす景色は、今でもはっきり頭の中に焼き付いています。
下の写真がまさに百合が浜に向かっている所で、写真奥に百合が浜が見えています。
今回はその当時に撮影した美しい百合が浜の写真と共に、これから百合が浜を見てみたい!!という方のためにどうやって旅行時期を決めればよいかのポイントもお伝えします。
死ぬまでに行きたい絶景「あなたと行きたい与論島。君に見せたい与論島。」
近年はこんなキャッチフレーズもついているそうですが、僕が行った当初はそこまでメジャーでもなかったと思います。
僕が与論島を知ったきっかけは「めがね」という映画で、この映画の世界観も好きだったのですが、その舞台である美しい島にも惹かれ、気がついてたらDVDを見終わった2週間後には与論島に行っていました!
この映画全体に流れる「空気感」は、確かに与論に流れていたと僕は感じましたので、与論が恋しくなった時にはこの映画を見るといいと思います。
百合が浜の出現時間、出現時期はどうやって調べる?
さて、この百合が浜なのですが、与論島に行けばいつでも行けるというものではありません。出現時期について与論島観光ガイドから引用します。
大金久海岸の沖合い約1.5kmにぽっかり浮かぶ百合ヶ浜。例年、春から夏にかけて中潮から大潮の干潮時だけに姿を現す真っ白な砂浜です。
百合ヶ浜の状態や風や波の影響でこのスケジュールでも出現しない事もあります。
また、百合ヶ浜は1日の中で出現する時間が限られていますので観光協会又は、グラスボートの業者へお問い合わせください。
まとめると
- 中潮から大潮の干潮時だけに姿を現す
- 天候によっては出現しない事もある
- 1日の中で出現する時間が限られる
各種気候・自然条件が揃わないと、行く事も見ることもできないのが百合が浜なんです。
なので、百合が浜に行きたい方は、旅行の時期を与論島観光ガイドの「出現スケジュール」を見て決めて、その上で旅行当時は天気が良い事を祈りつつ、百合が浜に行くツアーに申し込むという手順になります。
今、こうやって記事を書いていますが、実は僕が与論島に行った当時には、百合が浜が干潮時にしか現れない事を知らなかったんです。たまたま行った時が干潮の時期で、しかも各種ツアーに申し込まないと行けない事も知らなかったのですが、たまたま宿の人に聞いたらその日の午後のツアーがあって、それで百合が浜に行く事ができたんですよね…。
僕は本当にたまたま運が良くて行けたんです(笑)。これは本当にレアケースだと思うので、みなさんは僕のように無知ではなくしっかり調べてから行ってください!!
なお、百合が浜へのツアーは宿泊先に聞けば教えてくれると思いますが、与論島観光ガイドにも何社かのツアーが紹介されています。
「地上の楽園」って本当にあるんだと感じたひと時
百合が浜に行ったのはもう10年も前になるのですが、やはり印象に残った旅というのはなかなか記憶が薄れることもないようで、今でも百合が浜に降り立った時の事は脳裏に残っています。ちなみに、上の写真は、今はもうなくなってしまったのですが「ヨロンジマドットコム」という与論島情報サイトのハガキチラシに採用してもらいました。
百合が浜は様々な条件が重なった時にしか見れない絶景ですが、機会があれば是非与論島に足を運んでみていただきたいと思います!!仮に百合が浜に行けなくても、ご覧のように海が本当に美しく、またモズクそばなどの美味しい食べ物もあって離島ならではの緩やかな時間が楽しめます。