僕は大阪在住なのですが、基本的に南国と西日本が好きなので、これまでに東京に行った回数よりも福岡、那覇、台北に行った回数の方が多いんです。
そのくらい好きな街の一つが「福岡市」なのですが、僕が福岡が好きな理由として
- 都会なのに人が多すぎず、道も広くて整備されている
- 地下鉄だけで空港・新幹線の駅から繁華街、公園、神社などに行ける
- 食べ物(特にうどん)がおいしい
あたりが挙げられます。
そして、僕は福岡に行った時には必ず今日ご紹介する「筥崎宮」に行きます。神様へのお参りはもちろん、広い境内を舞う鳩を見たり、パワースポットや金運スポット巡りが楽しいので、都心からのアクセスもよいのでついつい足を運んでしまいます。
筥崎宮への行き方・アクセス
筥崎宮へは、福岡市交通局の地下鉄箱崎線「箱崎宮前」で下車後、徒歩5分くらいで非常にアクセスがよいです。
神社の名前は「筥崎」なのですが、地下鉄の駅名は「箱崎」となっており、読み方はどちらも「はこざき」なのですが、初めて行く方だとこの違いに戸惑ってしまうかもしれないのでご注意ください。
福岡空港や博多駅から箱崎宮前への直通電車はないので、「中洲川端駅」で箱崎線に乗り換えてください。
厄除・勝運がメインの日本三大八幡宮
筥崎宮の由緒
筥崎宮は筥崎八幡宮とも称し、宇佐、石清水両宮とともに日本三大八幡宮に数えられます。
御祭神は筑紫国蚊田(かだ)の里、現在の福岡県宇美町にお生まれになられた応神天皇(第十五代天皇)を主祭神として、神功皇后、玉依姫命がお祀りされています。
鎌倉中期、蒙古(もうこ)襲来(元寇)のおり、俗に云う神風が吹き未曾有の困難に打ち勝ったことから、厄除・勝運の神としても有名です。
後世は足利尊氏、大内義隆、小早川隆景、豊臣秀吉など歴史に名だたる武将が参詣、武功・文教にすぐれた八幡大神の御神徳を仰ぎ筥崎宮は隆盛を辿りました。江戸時代には福岡藩初代藩主黒田長政、以下歴代藩主も崇敬を怠ることはありませんでした。
明治以降は近代国家を目指す日本とともに有り、同18年には官幣中社に、大正3年には官幣大社に社格を進められ、近年では全国より崇敬を集めるとともに、玉取祭や放生会大祭などの福博の四季を彩る杜(もり)として広く親しまれています。
(筥崎宮HPより抜粋引用)
勝運の神様ということもあって、ホークスやアビスパなどのプロスポーツチームが、開幕前に必勝祈願に訪れます。祈願後には本殿近くに選手のサインが入った絵馬が飾られます。
放生会で有名な「おはじき」を使った厄除け御守
僕は行ったことがないのですが、毎年9月に筥崎宮で行われる「放生会」で売られている「おはじき」があるんですが、それは毎年とても人気で、それを買うための徹夜組や転売などのトラブルが近年目立つようになり、2017年から販売が取りやめになったそうです。
この筥崎宮のおはじきは、博多人形の作家集団「白彫会」によって作られているのですが、この「白彫会」が作ったおはじきを使用した厄除けお守りが通年で売られています。
おはじきは「悪災をはじく」と言って厄除けの御守としての信仰があるそうです。
今回僕は自分の干支の「午」を買ってきたのですが、売っていたもの一つ一つの表情が違っており、御守としてだけでなく、手作り感があふれる工芸品としてもお土産に最適です。
運気が湧きだす「湧出石」
この囲いの中にひょこっと頭を出しているのが、筥崎宮のパワースポット「湧出石」です。
この説明にあるように「触れると運が湧き出る」ということなので、触らずにはいられないのですが、囲いと石との距離が割とあるので、誰でも簡単に触れるってものでもないのが残念なとこです…。
身長160cmの僕だと、囲いから半身を乗り出して何とか指先でなでれる感じですが、バランスを崩して中に倒れこみそうになりますし、お子さんやお年寄りだと手を伸ばすのもなかなか難しいと思います。石に触れる時にはくれぐれも気を付けてくださいね。