台湾

台北「肥前屋」は鰻重よりも他の日本料理がおススメ!

僕が台湾に行った時には、基本的には50元前後の食べ物を夜市で3個~4個食べるスタイルなのでいわゆる「小吃(シャオツー)」ばかりなのですが、今回は「台湾で食べる日本食」です。

「なんで台湾まで来て日本料理やねん!」と台湾の友人に勧められて渋々行ったのですが、そこで食べた「とんかつ定食」がまさに日本の味だったので、お店の昭和な感じと相まって、小学校時代に定食屋で食べた味と風景を思い出しめちゃ感動したんです。

一方で、看板メニューである「鰻重」は僕が期待しすぎたのもあるのか、個人的には旅先で並んでまで食べる価値はゼロです(笑)。それよりも定食類や他の日本料理を僕はおススメします!

では、台北中山地区で行列ができることで知られる日本料理店「肥前屋(Féiqiánwū / フェイチェンウー)」についてご紹介していきますね。

「肥前屋」の場所と行き方

最寄り駅は台北メトロ淡水信義線・松山新店線の中山駅です。中山駅周辺は日本企業の出張所が多いらしく、駐在員のための日本料理や日本語の通じる居酒屋なども多いそうです。

現在グーグルマップに「肥前屋」が登録されていないのですが、場所はこのピンの位置です。ストリートビューで見ていただいたら肥前屋の暖簾が確認できると思います。

でも、地図がなくても、以下の行き方にそって歩けば簡単に行けます。

台北メトロ中山駅2番出口を出てそのまま直進

道を渡って「玉山銀行(E.SUN BANK)」の前まで行ったら右折して直進

「義美食品(I-Mei Foods)」の前まで来たら左折して直進

「肥前屋」に到着です!

菜單(メニュー)と店内の雰囲気

こちらが肥前屋のメニューで、中国語と日本語で書かれています。鰻重だけじゃなく、丼もの、定食類、小鉢、串焼きなど充実しています。

そして店内なのですが、ものすごく「大衆食堂」「大衆酒場」「昭和」って感じがしませんか?

この雰囲気はホント素敵で、日本では見られなくなったような「日本の食堂」が台湾にあることにすごく感動しました。




看板メニューの「鰻重」は鰻が冷めていたのが残念

僕が鰻重を食べたのは2回目の訪問の時で、後述するように、1回目に行った時に食べた「とんかつ定食」が美味しかったので、鰻への期待は相当高まっていたのですが、結果的に言いますと「まずくはないけど、並んで食べるほどの味かな?」っていうのが本音です。

一番残念だったポイントが「鰻が冷めてて焼き立てじゃない」ことなんです。

おそらく繁盛店なので、鰻を次から次に焼いており、とんかつ定食は出てくるまで10分近く待ったのですが、鰻重は1分もかからずに出てきたと思います。

おそらく、焼き立ての鰻が食べられることも多いんでしょうが、僕が行った時のように焼いたストックが乗った鰻重は、脂も若干固まりかけてるし、残念さを感じました。

価格は日本円にして約1,000円。鰻が2枚で、お店で食べる鰻重としては日本よりリーズナブルですが、台湾産のうなぎを味わってみたい方なら来る価値はあるでしょうが、日本のような鰻重を低価格で食べたいって期待してくると、期待外れになるかもですね。

「とんかつ定食」は令和時代の日本では食べることのできない「昭和の食堂の味」

僕が本当に感動したのが、この「とんかつ定食」なんです。先程、鰻が期待していたほど美味しくなかったと書いたのですが、その点で言うと、この「とんかつ定食」もずば抜けて美味しいわけじゃないんです。

でも、この手作り感満載の「とんかつ定食」はお店の内装も含め、もう日本では絶滅してしまった味で、まさに昭和の味で、小学生の頃に親に連れて行ってもらった食堂を思い出して、僕はホント心まで満たされたのです。

アラフォー以上の方には懐かしく、チェーン店に慣れた若い世代の方には新鮮な味だと思います。

まず見ていただきたいのがこのビジュアルなんですが、年季の入った味噌汁茶碗、マヨネーズがあらかじめかかっているキャベツ、別皿に入れられたウスターソースと、ほんとおばあちゃんの家でご飯をよばれている感覚になるんですよね。

…って今、書いてて気づいたのですが、まさしく僕が小さいときにおばあちゃんの家に行った時の食卓がこんな感じだったので、とりわけ懐かしさを感じたんだとわかりました。

ですので、他の方にはそこまでノスタルジックさを感じてもらえないかもしれませんが、味以前にこのビジュアルが、なんとも温かいのです。古き良き日本を思い出させてくれます。

揚げたてのとんかつ、ご飯、味噌汁。

それだけで、別に何の変哲もないのですが、周りから聞こえてくる会話が中国語であることを除けば、まさに肥前屋とそこで食べる日本料理は「古き良き日本そのもの」で、ほとんどがチェーン店になってしまった日本では、もう味わうことのできない心まであたたまる和食を食べることができます。

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